スノーディン ページ2
「あそこのランプに隠れるんだ」
サンズの言うとうりにランプの後ろに隠れる
にしても、相変わらずぴったりの大きさだ、、
「やぁパピルス!」
「やぁ、じゃなぁい!レミィ!パズルを調節しておくようにと、八日前に言いつけたのに、、」
「あー、とっくに忘れてたな?」
「ねー」
どうやらこの世界でも、
サンズのサボり癖は相変わらずらしい
あ、レミィも一緒にサボってるのか、、
「何もせず!見張りもサボってばっかりで!」
「だって人間なんて中々落ちて来ないじゃんか」
「もう!ちょっと黙っててレミィ!」
「はーい」
「で!二人とも、こんな所で何してたの!」
「「あのランプを見てた」」
「人間がここを通ったらどうするの!
人間の襲来に備えるのだ!」
「今じゃなくてもいいと思うぜ?」
「だから八日前から言ってたんでしょ!」
「ああ、そうか」
「人間がここを通ったら、このパピルス様が!」
「「人間を捕まえるんだろ?/でしょ?」」
「そうだ!
そうすればこの偉大なパピルス様の念願の夢が叶う!」
パピルスも相変わらず元気そうだ
「捕まえれば、憧れのロイヤルガードになれる!」
「なら、あのランプに相談してみたら?」
「適当な事言わないで! この怠け猫!」
「どちらかと言えば、ドラゴンなんだけど」
「毎日サンズとだらけてばっかりの癖に!」
「そんなだと偉いモンスターにはなれないんだぞ!」
「いや、これでもトントン拍子に出世してるんだぜ?」
「スケルトンなだけに!」ツクテーン!
「さむっ!」
サンズのジョークはやっぱりいつ聞いても面白い!
思わず笑いそうになったのをぐっと堪え、私はランプに隠れ続けた
「アッハハハ!やっぱりサンズのジョークは最ッ高だね!」
「はぁ、何故こんな偉大なパピルス様が人気者になるのに、
こんなに苦労しないといけないのだ、、」
「パピルス、たまには肩の力抜きなよ?」
「それがホントの、、」
「「ホネ休め!」」ツックテーン!!
そう言った後、二人の笑い声が森に響いたのは言うまでもない
「はぁ、兄ちゃんはホントに、、骨の髄まで怠け者だな!」
まずい、そろそろ耐えられなくなってきた、でも後少し、、のはず!
私はクックッと堪えながら笑ってしまったけど、
気づかれてはいなかったみたいだ
やっと笑いが収まった時には、もうパピルスは向こうに行ってしまっていた
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