狂ってるお兄ちゃん達

＃5 ページ6

那奈side






｢待って、2人は無理やって｣





私がそう言うと、






重岡｢お前が口答えすんなや｣



神山｢お前は俺たちに逆らえないやで、それ分かっとる？｣




｢分かっとる。けど、こんなんおかしいやろ。なんで男子と喋っちゃいけへんの？｣




藤井｢お前なー、自分の立場分かっとって言っとるん？｣




濱田｢那奈もこんな悪い子になったんやな。｣




中間｢やっぱり、今日は お仕置き されるべきやわ｣




重岡｢ほな、2階行くで｣






2階にお仕置き部屋ってのがあんねん。

おかしいよな。こんな部屋作んの


しかも、この部屋防音やし、外とかに声が聞こえへんくやっとんねん。




(はぁー、行きたないな。)




藤井｢何しとんねん。早く来いや｣




こういう時はめっちゃ豹変する。





でも、負けじと私が動かへんから、お兄ちゃん達がしびれ切らしたのか髪を引っ張りだした。




｢ちょっ、痛いよ｣




重岡｢やったら、はよ言うこと聞いて来いや！｣



｢分かった。｣



藤井｢最初からそうしろや怒｣









はぁー、来たくない場所に着いてしまった。





重岡｢はよ、中入れ｣









ﾋﾟｺﾝ





(ん？誰だろ。 嘘でしょ。 紫耀くん？)




藤井｢誰からや？｣




咄嗟にスマホを隠してしまう。





重岡｢なんで、隠すん？｣




｢ううん、別に 唯生から｣





藤井｢やったら見せてや？｣



｢え？なんで唯生からやって｣



重岡｢怪しいな。ほらスマホ出せや｣



｢えっ、あ、それは｣





私がどうしようか悩んでると






藤井｢隙あり！｣



｢あっ、まって、お兄ちゃん｣




重岡｢流星、誰からやったん？｣






藤井｢紫耀ってやつから｣





重岡｢は？それ男か？｣



藤井｢おん、多分｣




重岡｢これ。どういう事や？｣



｢あっこれは、紫耀っていう女友達！｣



藤井｢ほんまか？トプ画男やで？笑｣



｢あっ、それはー、、、｣




重岡｢なんやねん。LINE交換までしたんか？ホンマになめんなよ？｣



藤井｢１回リビング戻ろーや！｣


重岡｢せやな！｣




｢まって、この事は言わんといて。｣




重岡｢口答えすんなって言ったやんな｣



藤井｢この口黙らせないとな！｣




ﾊﾞﾁﾝ





乾いた音が響いた。



あっ、ビンタされたんや





重岡｢口答えすると、こうなんねん 分かったか？｣


藤井｢はよ、リビング行くで｣




私は着いてくしか無かった。

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