第13話 ページ18
夢主side
森「…………君の捕らえた鼠、君に任せる」
尾「なっ……!」
A「恐悦の至り」
『………』
尾「善いのかえ?」
私は姐さんの方も向かずにただ一点を見つめる。
尾「あ奴は____……Aは元はマフィアの
『姐さんの云う事は最もだね』
森「嗚呼。そして財力も又 力だ。」
森「御手並み拝見といこうじゃあないか」
森「___如何かしたのかい?先程から上の空みたいだが」
会議が終わり、姐さんも仕事へと戻って行った
が、私はその場を動こうともせずぼうっとしていた処を首領に云われた。
『……首領は、如何思いましたか?彼奴の云ったこと』
彼奴…とは云わずもがな、Aの事だ。
森「そうだねぇ…… 間違ってはいないんじゃあないかい?」
その通りだった、間違ってはない。
現状、今の私は自身の異能を制御するどころか、命をも蝕まれている。
『まぁ、この肩書きに恥じぬ行動、功績をしていますし御心配しないで下さい。』
そう笑顔を貼り付ければ、首領は笑みを浮かべた
森「君の功績は素晴らしいものだからね。私から云わせれば、その様な恐ろしい異能を二つも所持してい乍ら何の代償もない方が可笑しいと思うのだがね。」
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作者名:朱夜 x他1人 | 作成日時:2022年8月5日 16時