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聞こえてきた足音。
塗くんだと思ったけど、
だんだん近づいてくる足音は
1人のものではなかった。
部活終わりの学生とかかな？
そんな甘い考えは、一瞬にして消え去った。
-「女の子はっけ〜ん！」
-「うお、かわいーじゃん。」
-「連れてこーぜ。」
5、6人の男の人が
ベンチに座っていた私を囲んできた。
「あ、あの…」
-「ね、今暇？」
-「暇でしょ、こんなところに1人でいるんだから」
-「俺らと遊ぼーよ」
「でもっ、待ってる人が…！」
-「そんな人後回しでいいって」
私が放った言葉はなにひとつ
聞き入れてもらえなくて、
強引に腕を引っ張られ立たされてしまった。
-「はい、れっつごー」
「ちょ！離してっ…」
必死に抵抗するも、
男の人2人に掴まれてかなうわけがない。
-「あんまり抵抗しないでよ。
どうなっても知らないよ？」
しまいには脅されて、何もできなくなる。
もうすぐで公園を出てしまう。
どこに行くのかという恐怖と
塗くんとの約束が…という不安で
いっぱいになり、涙が出そうになる。
ただ腕を引っ張られながら
泣くことしかできない私は
どうしようもできないまま、
ゆっくり、ゆっくりと一歩ずつ歩いていた。
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い ち ご お れ 。(プロフ) - えりかさん» ありがとうございます。がんばります！ (2016年1月7日 23時) (
レス) id: 6234570c30 (このIDを非表示/違反報告)
えりか - これからも更新頑張ってください！ (2016年1月7日 23時) (レス) id: 39f7d5c398 (このIDを非表示/違反報告)
い ち ご お れ 。(プロフ) - ちー(｡･ω･｡)さん» ありがとうございます！この先のお話考えているところなのでもう少々お待ちください( ; ; ) (2015年12月27日 0時) (レス) id: 6234570c30 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(｡･ω･｡)(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2015年12月26日 20時) (レス) id: ef89407f70 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - キュンキュンです (2015年12月20日 17時) (レス) id: d7e0fe0e7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：い ち ご お れ 。 | 作成日時：2015年10月17日 21時
