★外出-１- ページ7
ピザをテイクアウトしていると、｢あの〜、ミヨンちゃんですよね？｣と知らない男性に声をかけられ聞こえないふりをしたが、それをきっかけに周りがざわついた。
ピザを受けとると足早に歩き始めたが、｢これから何処に行くの？｣と言いながらついて来る人達。
｢きゃー。｣
下を向いて必死に歩いたら、カシャカシャ音がした。
写真を撮られたみたいだ。
プライベートでこんな風に芸能人扱いされて、囲まれたことも追いかけられたことも初めてで、どうすれば良いのかわからない。
｢どうしよう？｣
そんな私にはお構い無しに、｢サインしてよ。｣
｢人気歌謡見てるよ。｣
｢間近で見るとやっぱ可愛いね。｣
｢返事してよ。｣と次々に言葉が投げかけられた。
事務所の建物が見え始めて、同時にたくさんの人が集まっていた。
B.A.Pのペンちゃん達だ。
私は覚悟を決めて、｢今日は社長に用事があって事務所に来ました。｣
｢さっき買ったこのピザは、スタッフさん達への差し入れです。｣
｢番組見てくれてありがとうございます。｣
｢手がピザで塞がっててサインとかできなくてごめんなさい。｣
｢これからも応援して貰えると嬉しいです。よろしくお願いしま〜す。｣
この人達が、みんな私のペン！？かどうかはわからないけど、一人一人の顔を見ながらしっかりと視線を合わせて話をした。
｢うぉ〜っ。｣と言う、男性の声援と拍手があがった。
ペコリとお辞儀をして、小走りに事務所に入った。
柱の影に隠れて、外から見えない位置にいると確認するとホッとした。
｢怖かったぁ。｣
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ayu(プロフ) - Nakoさん» Nako様 ありがとうございます。このところ多忙で更新が遅くなっていますが、最後まで頑張りますので、引き続き読んでみて下さいね。 (2014年11月26日 3時) (携帯から) (
レス) id: c231e88f10 (このIDを非表示/違反報告)
Nako(プロフ) - 続き楽しみにしてます！＼(^o^)／ (2014年11月26日 2時) (レス) id: 7496c57e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayu | 作成日時：2014年11月26日 0時
