★見知らぬ男-４- ページ29
幸いケガもなく、ユジンちゃんが私を突き飛ばしたお陰で、犯人を見つけることができた。
こちらが、お礼を言いたいくらいだ。
でも、その事は言えない。
ヨングクさんとヒムチャンさんが声を揃えて、｢お金を払えば済む問題じゃない。謝罪する気持ちがあるなら、それは代理人とかじゃなく本人の口からすべきじゃないですか？｣と言った。
弁護士さんが、｢少し突き飛ばした程度のことで、あなたの欲しい金額を払うと言っているのですよ。こんな話しは何処を探してもありません。そんな風に言って良いのですか？｣と言った。
私は、何でもお金で解決できると言う考え方は嫌いだ。
でも今の私は親の仇を見つけたことでいっぱいいっぱい。
ユジンちゃんはどうでも良かった。
しかし、ヨングクさんとヒムチャンさんは、一歩も引かず。
弁護士さんとは交渉決裂になった。
｢ミヨンさんは、もしかしてお兄さんのお力で何かしようとなさってますか？｣
お兄さん！？
あ〜、私を家族とは認めない義理の兄が弁護士をしていたっけ…。
この人が話題に出して警戒するほど、あの人は有能だったの？
義兄に頼るなんて有り得ないのに。
｢お引き取り下さい。｣と言うと、｢後悔するかもしれませんよ。今のうちに考え直してはいかがですか？｣と粘ったが、私にその気がないとわかると、｢では、そのようにお伝えしておきます。｣と帰って行った。
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ayu(プロフ) - Nakoさん» Nako様 ありがとうございます。このところ多忙で更新が遅くなっていますが、最後まで頑張りますので、引き続き読んでみて下さいね。 (2014年11月26日 3時) (携帯から) (
レス) id: c231e88f10 (このIDを非表示/違反報告)
Nako(プロフ) - 続き楽しみにしてます！＼(^o^)／ (2014年11月26日 2時) (レス) id: 7496c57e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayu | 作成日時：2014年11月26日 0時
