【SLAM DUNK】カフネ前編 (ページ29)

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27.インターハイの終わりページ29

山王に勝った。

バスケを再会して

俺の歯車が、また変わり出して

Aと再会して

俺の歯車は、よりよい方向へと

見えてきた、なりたい俺の方向へと

回り始めてるような気がする

きっとAがいるからだ

俺たちの歯車は、一緒に回っても

互いに傷付け合うことはない

互いに前よりも笑っているから

山王戦後、集合写真を撮る前に

Aが手を振っていたのに気付く。

奈々が俺と目が合って
掌をグーにした。

俺も拳をグーにして応えた。

花道『おい。ミッチー。写真だと。早くしろ。』
　『この天才桜木は背中がいてんだよ。』

三井『誰が天才だ？』
　『俺だって疲れてんだよ。』

その日の夜はAから

　山王戦の勝利おめでとうございます。

　やっぱり三井さんのシュートを描く孤は本当にキレイで、あんなにキレイな弧を見ると、私も勇気づけられます。

　試合お疲れ様でした。

　明日も試合なので、できるだけ休んでくださいね。
　
　私たちも明日の3回戦行ってきます。

　おやすみなさい。
　良い夢を見てくださいね。

というメールを読んで、読むだけで満足して、泥のように眠ったんだ。

次の愛和学院戦は俺たちは勝てなかった。

……
21話の補足になります。
Aは人が自分に対して、羨ましい、妬ましい、嫌い、そういった感情を向けられることに敏感です。
Aが育っていた環境下で、1番人から向けられたくない感情だったので、敏感に気付くようになりました。
22話以降は、部の皆はAが三井さんとうまく行くように陰ながら応援していますが、試合開始直後は山王を応援していました。
Aは、最初から湘北の応援をしていました。Aは周りの気遣いからお兄さんと観戦していました。
Aの部の皆も次第に歴史の変わる瞬間が見てみたいと、湘北の応援にまわります。
文字数の関係で、今回の話に補足を要約入れられました。
読んでくださり、感謝でいっぱいです。

もうすぐ三井さんとの関係が変わります。
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