十八話 〜デート編〜 ページ19
〔諸伏景光〕
諸伏「Aさん!俺と一緒に楽器店に行きませんか?」
『おう、いいぞ』
『つかお前楽器とか好きだったか?』
諸伏「はい!結構好きです。ギターをやってて」
初めて知ったな
『へー、そうなのか。今度聞かせてくれよ』
あ、いいこと思いついた。
普段あまりいじれない諸伏を今日はちょっといじってみることにした
どんな事をすればいいのだろうか....
よし。俗に言う言葉攻め(?)をしてやろう
※ここまでの時間。約0.5秒
『聞かせてくれよ』に続いてこう言う。
『諸伏の部屋で。それも2人でな♡』
諸伏「!?」
案の定、ボンッという効果音がつきそうなくらいに顔を赤くしてくれた諸伏。
その後もずっとあわあわしていたが、かわいかったのでそのままにして俺は楽器店の方へ歩いていった
『お、ここか』
中に入ると、客はあまりいなくて店内に流れている音楽だけがよく鳴り響いていた
諸伏「あ、これかっこいい!」
『たしかに。かっけぇな』
他にも見てみようと思い、店内を回ろうとしたが俺たちの後ろの方に小さいガキがいるのが見えた。
熱心に楽器を見ていて興味があるのが手にとるようにわかる。
『おい諸伏。あいつにベースでもなんでもいいからなんか教えてやれ』
『あんなに興味ありそうに見てんだ。もっと面白さ教えてやった方がいいだろ』
諸伏「(Aさん。カッコ良すぎるッッ)」
諸伏「Aさんのいう通りですね。」
そう言った後、諸伏はゆっくりと歩き子供のところまでいった
諸伏「君...音楽好きか?」
その言葉を始めとし、ベースを取り出して子供に教えてあげている諸伏
あいつ、面倒見よすぎだろ
嫁にいけんじゃねぇ?
数十分たって子供は何やら色々習得できたようで満足な顔をしながら諸伏にお礼を言っていた
もうすることもねぇし、帰ろうとすると後ろから誰かが言った
_____スコッチ。と、
はい?え、それ酒の名前だよな?
しかもその声完璧零だよな?
ちょっと待てよ。酒の名前で呼ぶって.......
..................黒の組織じゃねぇかよッッッ!!!
面倒ごとにはあまり関わりたくないタイプなので諸伏を零の方に押す。
だって諸伏めっちゃ日本人だし、スコッチなんて言ったら子供でも変に思うだろ。
しょうがないけどさ
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作者名:本さん。 | 作者ホームページ:http://22ganbaru
作成日時:2022年5月4日 3時