DAY 1 ページ1
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エンターテイメントの舞台に立つべく、俺は大学に進学した。
神山高校の卒業後、セカイに行きつつバイトしつつ俺は必死に勉強した。
と言っても、結局忘れるから意味はないのだが、、、
類「やぁ司くん！深刻そうに何を悩んでいるんだい？」
司「あぁ、類か。少し昔のことを思い出していたんだ。スターたるもの、過去の出来事を振り返り次へと活かして、、、、って聞いてるのか！？」
類「いや、また始まったなと思って。」
司「またぁ！？またとは何だまたとは！！」
類「あはは！そうだね。」
こいつは神代類。高校の学級委員の時からの仲間だ。
まさか、同じ大学に進むとは思わなかったが
類「でも、司くんその服似合ってるね〜。てっきり、動きやすい服でも着てくるのかと、」
類がジロジロと俺の姿を舐め回すように見る。
司「これは、咲希が入学式くらい正装で行けと。」
類「なるほど！司くんは咲希ちゃんに弱いからね」
納得したように頷くと、類は大きく手を振って去っていった。
早くここを卒業して、スターへの道を進まなければ！
俺の名前は、天翔けるペガサスと書いて天馬！司ると書いて司！その名も、天馬司！！！
ここの大学は三年間行く予定だし、しっかりとスターへの道をぉぉお！？
ﾄﾞﾝｯ!!
『ごめんなさいっ！急いでるんで失礼します！』
司「あ、え、ちょっと！」
知らない女性と肩がぶつかってしまった。
まあまあな勢いだったし、大丈夫だろうか。
ﾁｬﾘ､､
司「、、、ん？」
足元を見ると、ネックレスが落ちていた。
おそらく、あの人のものだろう。
やはり、追いかけるべきか？
司「よしっ！行くぞ！」
スターたるもの！困っている人を放ってはおかない！
司「っはぁ、はぁ。一体、どこにいるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ！！」
寧々「うるさい」
司「あっ、寧々！一体なぜここに？」
寧々「学校からの帰り。こんな時間に叫んで、近所迷惑。」
司「いやでも、これを届けないと。」
寧々「ネックレス？彼女でもできたの？」
司「これはだな、入学式でぶつかってしまった子の落とし物だ！」
寧々「あっそ。じゃあ今度渡せばいいじゃん。一緒の学校でしょ？」
司「確かにっ！！寧々！天才か！？」
寧々「だからうるさいって。」
寧々は急足で家へ帰っていった。
俺も帰って寝るか。
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作者名：橙 | 作成日時：2023年4月10日 23時
