オタク少女152 ページ6
『ふー…』
自分なりに魔法を出すイメージをしてみる。
なんか…こう…どーんと出てくる感じ…。
自分の中の色々な感情が一つに合わさってばーんって出てくる感じ！！！
バシンッ！
くっそー…。
なんだこの化身！今、邪魔しちゃいけないの分かるよね！？
『いい加減にしろっ！お前なんかけちょんけちょんにしてやる。そんでもってさっさとアズール先輩返して……ねっ！！』
バンバンバンッ…
おっほほほ！！！
魔法、出ました！当たりました！やっぱり私は最強なんだよ！
化身も"ゴォォォォ"なんてうめき声をあげて苦しんでる。
『やーいやーい！悔しいかー？悔しいならアズール先輩のとこなんか離れて、私のところに来いよー！』
誘導作戦で私のところに来させるぞ！ひとまずアズール先輩から離れてもらわないと…
化身「ゴォォォォ…グキャァァァァ"！！！」
うわ…向かってきた。しかも結構な勢いで。
アズール「あぁ…どうしよう…僕のせいで……あぁぁ…。」
『全然先輩のせいじゃないですよ。さぁ…化身さん！来なさい。私が抱きとめてあげる！』
化身に向かって両手を広げた。
正直この後のことは考えてないからどうしようか困っている。
…でもきっと私の素敵な仲間たちが助けてくれるでしょ！
人任せなんて言わないでね。事実だけど。
化身「ウ"ォォォォォ！！」
『………。』
両手を広げたまま固唾を呑み、化身がこちらに向かって来る様子を見守る。
ピカッ
あれ？誰かの魔法が化身に当たった。
レオナ「ぼーっとしてんじゃねぇよ。」
『レオナさん！？』
気がつくと私はレオナさんにお姫様抱っこされていた。
え、どういう状況？
『えーっと…私は今まで地面に自身の足でちゃんと立っていて…』
レオナ「？何言ってやがんだ。」
『…ていうかレオナさんなんでこんな…』
レオナ「お前の事だから後先考えずその場のノリで動いてたんだろ。"アイツ"が来たとしても何するか決まってなかっただろ？」
さ、流石レオナさん…。
『全部お見通しですね……。』
レオナ「まっ…そんな考えなしのお前のために俺が協力してやる。」
『え、本当ですか！？』
この人の力があったらもうマジでヤバイよ。最強じゃん。
レオナ「あぁ、だからやってみるぞ。」
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ゆう(プロフ) - 光華さん» そうですそうです！いつもありがとうございます(^^) (2022年10月30日 21時) (
レス) id: 67b68da8e8 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 夢主ちゃんの鼻歌の所って、〈捻れたリズムで踊ろう〉ってとこですか！？いつも、ニコニコしながら見てます！大好きですっ (2022年10月30日 11時) (レス) @page38 id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2022年7月24日 15時
