夢のような、そんな話 (ページ4)

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JM「お邪魔しましたー」

『 .....お世話になりました。』

JM「ふふっ、笑
またそんな顔するんですか？笑」

いやいや、だって、謝っても謝りきれない。

JM「ほんとに気にしないでください。笑
ご飯美味しかったので！お互い様ですよ？」

『ありがとう..... 』

もう一度言います。

.....いい子すぎません？

JM「あ、おねーさんの名前聞いてもいいですか？」

『 Aです』

JM「 Aさん、か
Aヌナって呼んでいいですか？」

『えっ、あ、いいけど..... 』

ヌナって呼んでくれるのは嬉しいけど、
もうこうやって会うことは無いんじゃないかな.....

だって冷静に考えてみて、
玄関先で防弾少年団のジミンと話してる
だなんて、もうこの人生で起きることはないだろう

JM「バイバイ、Aヌナっ」

『うん、お仕事とか頑張ってね
これからも応援してます、』

JM「ありがとうございますっ
.....それじゃ」

黒のキャップを深く被ると、
歩きだしたジミンちゃんの背中を見送った

..........不思議。

意外と普通に話せて
知ってたよりもいい子で
画面で見てたよりも何百倍もかっこよくて

部屋に戻って、
飾ってあるポスターに映る姿を見てると

さっきまでこの家にいただなんて
やっぱり夢だったんじゃないかな

そう思って仕方がなかった

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