幼馴染は元A組2 (ページ48)

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溺れる時間2 ページ48

駅前のファミレスに入り、片岡と田川心菜の二人の様子を見る不審者四人←

片岡『そこの文法がちがうんだってば。正しくは…』

田川『あーそっかぁ！繋がった！期末テスト近いからさぁ…めぐめぐE組だけど私の苦手教科は得意だもんね!!』

田川のその言い方は片岡を利用しているのがよく分かる

片岡『…あのさ。心菜……もうクラスも違うんだし…しょっちゅう呼び出されると…ね』

片岡の言葉に心菜は不機嫌そうな顔をした

田川『……何それどーゆー事?頼りにしてるのにもう呼ぶなって事？』

片岡『いや…そうじゃなくて……』

片岡は否定しようとしたが田川は『酷い』と言い片岡の言葉を遮って睨む

田川『私の事殺しかけたくせに』

皆『!?』

さっきの笑顔の表情とは変わり片岡を睨む目つきはまるで別人

田川が席を立ちガタンとグラスが倒れ水が零れる。田川は水で濡れた片岡の手を取り泣きながら

『支えてくれるよね？一生』と言った

A「(何…あの子……!?)」

田川はスマホで時間を確認しケロッと笑顔に変わる

田川『もぉこんな時間！じゃーねーめぐめぐ♪これからもずっと私だけのイケメグだよ!!』

田川はファミレスを出て片岡はため息をつき不審者四人を見て言った

片岡『…で……そこの不審者四人組は何か御用？』

A「流石にバレたか……;」

__おまけ

Aは近接・遠距離暗殺どちらも得意とするが変装・隠れるのは苦手らしい

変装はAの癖が出やすい為…隠れるのは気配がよく消せない