幼馴染は元A組2 (ページ42)

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才能の時間2 ページ42

鷹岡『このガキ…！紛れの勝ちがそんなに嬉しいか……もう一回だ!!今度は絶対油断しねぇ…！心も体も全部残らずへし折ってやる!!』

鷹岡は息が荒く目は血走っている。そんな鷹岡に渚は答えた

渚『…確かに次やったら絶対に僕が負けます。でも僕等の担任は殺せんせーで僕等の共感は烏間先生です。本気で強くしようとしてくれてたのは感謝します。でもごめんなさい。出て行ってください』

渚は頭を下げて言い、皆は鷹岡の方を見る

まだ迷っている烏間に殺せんせーがこう言った

殺『先生をしてて一番嬉しい瞬間は…迷いながら自分が与えた教えに生徒がはっきりと答えてくれた時です』

鷹岡は顔に青筋を浮かべた

鷹岡『黙っ…て……聞いてりゃ…ガキの分際で大人になんて口を…！』

その鷹岡の表情に渚は一歩後ずさりする

殺『そして烏間先生。生徒が答えを出したら先生も応えなくてはなりませんねぇ』

鷹岡が渚に殴り掛かろうとした瞬間、烏間は鷹岡を地面に倒す

烏間『俺の身内が迷惑掛けてすまなかった。俺一人で君達の教官を務められる様、上と交渉する』

皆『烏間先生!!』

???『交渉の必要はありません』

皆が喜んでいると理事長の声が聞こえた

理『鷹岡先生…貴方の授業はつまらなかった。暴力でしか恐怖を与える事が出来ないなら…その教師は三流以下だ』

鷹岡の口に紙がｸｼｬｯと詰め込まれた

理『解雇通知です。全て私の支配下だという事をお忘れなく』

鷹岡『くそ…くそくそくそ……くそぉぉぉ!!』

鷹岡はそう言い去って行った

木村『鷹岡クビ…って事は……』

皆『やったぁぁ!!』

皆は盛大に歓喜の声を上げ喜ぶ

__始業のベルが明日も鳴る