幼馴染は元A組2 (ページ35)

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アートの時間ページ35

7月1日今日から夏服になり気温はどんどん上がってゆく

岡島『今日から夏服！肌色が眩しいねぇ……男子中学生には辛い時期だぜ』

そんな言葉を言う岡島に渚は『ま…まぁね岡島君;』と少しヒキながら言う

殺『いけませんよ。露出の季節に平常心を乱しては』

と両手にグラビア誌を持っているエロダコに二人は『あんたが言うなエロダコ!!』とツッコむ

そんな会話をしていると扉が開き『…あぁ今日から半袖なのは計算外だった』と菅谷の声が聞こえ見ると…

皆『!?』

そこには腕にタトゥーをしている菅谷がおり、殺せんせーも驚く

菅谷は『晒したくなかったぜ…神々に封印されたこの左腕はよ……』と厨二病らしき事を言い

『どっ…どーした菅谷!?』と一斉ツッコミ

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倉橋『へ～…ペイントなんだこれ!!』

菅谷の腕を見て倉橋は物珍しく目をキラキラさせている

菅谷『メヘンディアートつってな。色素が定着したら一週間位取れねーんだ』

業『あー。インドのやつっしょ。うちの両親インドかぶれで旅行行く度描いて来るよ』

どうやら業は知っていたようだ

A「それ…どうしたの？」

Aがひょこっと顔を出し興味津々のようだ

Aは菅谷から説明を聞くと「…描いてみたい！」と言い出した

そう言うAに菅谷は塗料を渡した

A「絵を描くの久しぶり…業君の腕に描いていい？」

業『ん。いいよ～』

業が返事をするとAは慣れた手付きで絵を描き始める

A「出来た！」

業の腕には綺麗な三日月が描かれていた

A「意味はね…穏やかな愛だって」

そう笑顔で言うAに業はAの腕に輝かしい太陽を描きこう言う

業『太陽は永遠の愛。これで返事になったでしょ』

A「///」

そんな二人の邪魔出来ない空間に皆は空気の様に息を潜めた←