幼馴染は元A組2 (ページ16)

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虐め　駄目　絶対ページ16

業『Aちゃん、一緒に帰ろ？』

A「あ…ごめん……今日は早く帰らなくちゃ…」

業『分かった…顔色悪いけど大丈夫？』

A「…大丈夫だよ！」

業『本当に？』

A「うん！」

業『それならいいけど…気を付けて帰ってね～』

___

A「…また隠しちゃった……」

朝、下駄箱を見たら手紙が入ってた…手紙の内容は

『放課後、本校舎に来て』

大体予想は着く……○○○がストレス発散でもしたいのだろう

私は嫌々ながら本校舎に行った

○○○『あっれー？遅かったじゃない!!』

…呼び出して来たのはお前だろ！折角来たんだから礼くらいはして……

とか思っても言えるはずも無い……

○○○『まぁ、いいや。ストレス発散しないと……』

そう言って私に拳を振りかざす

A「っ……？」

痛みは無い…突然、誰かに後ろから引っ張られた…誰……？後ろを振り返ると凄い笑顔な業君が居た…何で……

A「か…業君……？」

業『Aちゃん、また嘘ついたでしょ？帰ったらお仕置きするからね』

A「う……はい…」

○○○『ちょっ…あんた誰よ!!』

業『いや、俺がわざわざ名乗る必要無くない？』

○○○『はぁ!?』

業『……俺の可愛いAちゃんに手を出したって事は覚悟出来てるよね？』

私に対する普通の声ではなく低い声で業君は○○○を睨みつけ今にも殴り掛かろうとしている

A「…業君……！」

業『…止めるの？Aちゃんを虐めてた奴だよ？』

A「確かにそうだけど…！けど……傷付けるのは
嫌…!!」

業『……分かったよ…』

○○○『ごっ…ごめんなさい!!』

A「あ…逃げた……」

業『…追いかけようか？』

A「流石にそれは……でも…ありがとう…！私なんかの為に……」

業『「私なんか」って言わないで。大切な彼女だし守るのが義務だからさ』

A「…(ギュッ」

業『おっ…甘えたくなったー？』

A「……暫くこのままで居させてほしいのです…！//」

業『……』←え…何それ反則だろって顔してる