幼馴染は元A組2 (ページ14)

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映画の時間2 ページ14

渚『業君…僕達ひょっとしてとんでも無い事してるんじゃ……』

業『さぁね～…そーいや身の安全まで考えてなかった』

A「楽しみ！なんか、ジェットコースター乗る時の感覚……!!」

渚『Aちゃん凄いね……』

殺『ご心配なく。負担が掛からない様にゆっくり加速しますから』

そう言うと殺せんせーは空高く飛ぶ

渚『はっ…はっや!!』

A「凄い！マッハってこんな感じなんだ…!!」

業『あっははは!!すっげぇ、もう太平洋見えてきた!!』

A「え!?本当だ！」

渚『あれ…風も音もあんまり来ないね殺せんせー……殆ど殺せんせーの頭で弾かれてる』

殺『よく気付きましたね。普段は柔らかいですが強い圧力を受けると堅くなります。先生の皮膚に似た原理なら身近にありますよ』

A「それってダイラタンシー現象とか？」

殺『そう。では、ダイラタンシー現象について学びましょう』

皆『(飛行中に授業始まった!!)』

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殺『とまぁそのように防弾チョッキにも応用されています。映画館はこの下ですよ』

業・渚・A「…!!」

三人、顔を見合わせる。それもそう…少し授業をしてる間にハワイに着いたのだから

A「…映画館ってこんなに寒かった？」

業『冷房効き過ぎじゃねここ？』

殺『ハワイの室内はとにかく冷房が効いてます。ちゃんと防寒の準備をして下さいね。はい』

そう言って殺せんせーはブランケットを渡してきた…

私達に渡されたブランケットの柄はハート…しかも殺せんせーの顔が←

業『……』

A「…気持ちは分かるよ……」

律『楽しみです！映画館は初めてなので!!』

渚『でも…アメリカだから字幕無いんだよね……分かるかな…？』

殺『大丈夫ですよ。三人共英語の成績は良好ですし。それと先生の触手を耳に』

A「？」

殺『習ってない単語が出たら解説します』

…かなり幸せだ…!!……このヒーローは皆憧れるキャラクターだけど…殺せんせーもそうなのかな？

殺『G…いや、Hですねぇ』

…目当てはヒロインか

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渚『面白かったぁー！あそこで引かれると続編気になるよね!!』

A「だよね！早く続編来て欲しいな…」

業『けどさぁ…ラスボスがヒロインの兄だったのはベタベタかな』

A「…まぁ殺せんせーは泣きっぱなしだしあれもね…」

渚『さ…さよなら殺せんせー！』

殺『さようなら。映画の感想を英語で提出してくださいね』

A「はい…」

こうして楽しい時間は終わった