幼馴染は元A組2 (ページ11)

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背中押してページ11

A「あ……の…私は…」

磯貝『……うん』

A「私は……業君の…事が……」

前原『……そうだよな』

A「業君の事が好きだから……」

磯貝『だよな…！ほら、業の所行ってこいよ』

前原『業にさっさと気持ち伝えて、幸せになれよ？』

A「…でも、二人の事も大好きだから…!!ごめん……ごめん…」

磯貝『泣くなって…折角の可愛い顔が台無しだぞ？』

A「うん……行ってくる…！」

______

前原『あー…振られたか……』

磯貝『…でも、二人が幸せになったらそれでいいだろ？』

前原『ま、そうだな！……でもさ……』

前原・磯貝『Aを泣かせたら許さない』

磯貝『同じ事思ってたな……』

前原『まぁ、泣かせる訳はないと思いたいけど……』

磯貝『今回は素直に、二人が幸せになるのを喜ぶしかないな！』

前原『おう！』

___Aside

…ごめん……二人共…でも、私頑張るから!!悠馬と陽斗が背中押してくれたから…業君に……この気持ち伝えれるよね！

…！居た、業君!!

A「業君…！」

業『あ、Aちゃん。どうしたの？』

A「あ…あの……私ね…」

業『？うん』

A「業君の事が……好き…なの…！」

さっきまで悠馬と陽斗に揺れてたけど……二人に背中押してもらったから…振られても大丈夫…!!

…多分……自分の顔…涙でぐちゃぐちゃなになってるんだろうな…告白してるのにこの顔って……酷い…

業『…泣かないで？折角の可愛い顔が台無しだから』

何回も言われた……泣きすぎだ…

業『俺もAちゃんの事が好きだよ』

…好き……？それって…

A「え……」

業『何、その驚いた顔w』

A「だって…好きだと思われてるなんて……」

業『…じゃあ、これなら信じる？』

業君はこっちに近付いて…

chu……

唇に何かが触れた感触…これって……

A「なっ…な……な…何で…！//」

業『んー…これなら信じるかなー？と思って……信じてくれた？』

A「あ…うぁ……はい…」

彼からのキスにただ戸惑う事しかできなかった…でも半分、嬉しさがあった