幼馴染は元A組 (ページ41)

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人なんて簡単に… ページ41

前原『こっち来るなよ…』

え…？何で……！

磯貝『本当は友達じゃないのにさ…』

また……嫌だ…！嫌だ……!!

A「嫌だ…！……夢…か……」

ピーンポーン

A「はーい…」

磯貝『A、おはよう！って…何で泣いてるんだ!?』

前原『えっ…大丈夫か!?』

A「あ……何でもない…」

前原『何でもない訳無いだろ！』

磯貝『何があったんだ…？』

A「…陽斗と悠馬が……離れて行っちゃう夢…見たの…」

前原『…大丈夫……俺達は離れないから…』

磯貝『あぁ！俺達はずっと一緒だ!!』

A「…うん……」

前原『よし！じゃあ、学校行くか!!』

･∵.*

A「おはようございます…」

茅野『私の可愛いAちゃん！おはよう!!』

業『おはよう〜…あれ？目、赤くなってるけど……何かあったの？』

A「えっと…」

茅野『本当だ！誰かに泣かされたの!?…一緒に登校してきた前原君？磯貝君？…特に前原君!?』

前原『何で、俺だけ"特に"なんだよ!!』

A「(ある意味間違ってない……)」

茅野『ちょっと誰!?Aちゃん泣かせたの!!』

業『新しい保護者だね』

A「…怖い夢……見ただけ…」

茅野『そうなの!?よかった～…はぁ…いつも通り可愛い!!』

業『はー…眠いからちょっとAちゃん抱かせて……(ギュッ』

A「…動けない……」

前原『おまっ…業!!そこ変われよ!!』

A「…眠いから寝る……」

前原『あー!!俺だけのAが…!!』

磯貝『静かにしろ…！Aが寝てるだろ!!(超小声)』

茅野『何、あの寝顔可愛い天使…!!』

前原『いつも業だけAとイチャつきやがって…!!』

磯貝『落ち着け前原…！』

A「んー……」

茅野『…起き……てない…』

磯貝『静かにしろって言っただろ…』

前原『うぅ…A…!!』

A「…もういいいや……」