幼馴染は元A組 (ページ18)

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考え方ページ18

殺『全員、校庭へ出なさい。烏間先生とイリーナ先生も呼んで下さい』

三村『……？急にどうしたんだ…？』

中村『さぁ…いきなり不機嫌になったよね』

ここのシステムは上手い…救済処置が用意されているが条件を満たすのは厳しすぎる

殺『イリーナ先生、プロの殺し屋として伺います』

イリーナ『…何よ』

殺『あなたは仕事をする時用意するプランは一つですか？』

イリーナ『…いいえ、不測の事態に備えて予備のプランを作っておくのが基本よ』

イリーナ先生は一瞬で殺し屋の目に戻った……これが本物の殺し屋…！

殺『では次に烏間先生…ナイフ術は第一撃だけが重要ですか？』

烏間『もちろん最重要だがその後の攻撃をいかに高精度で出すかで勝敗を分ける』

前原『結局何が言いたいんだよ…』

殺『自身を持てる手があるから自身に満ちた暗殺者になれる。対して君達はどうでしょう？』

殺せんせーはくるくると周り始める

殺『俺等には暗殺があるからそれでいいや…と考えて勉強の目標を低くしている……危うい君達に先生からアドバイスです』

殺せんせーはくるくると回る速度を早くし竜巻が出始めた…！

殺『第二の刃を持たざる者は…暗殺者を名乗る資格なし!!』

…校庭がきれいになってる……！

殺『もしも君達が第二の刃を示せなければ校舎ごと平らにして先生は去ります』

渚『第二の刃…いつまでに？』

殺『…明日の中間テストクラス全員50位以内を取りなさい』

皆『!!?』

殺『恥じる事なく笑顔で胸を張るのです。自分達が暗殺者であり…E組である事に!!』

…明日の中間テスト50位以内……何だか胸騒ぎがした