件名:いつものように ページ1
:)
「ごぼうちゃんっ、大丈夫?」
「あれして遊ぼー!」
『うんっ!!すぐ行くっ!!』
:)
…あぁ、夢か。
首に巻いていたタオルを取り、伸びをする。
「今日は死ねるかな」
ポケットに数個のカッターナイフを入れながら、
今日も学校へ行く。
あそこは地獄だ。
人が居なくなった途端にあちこちから飛んでくる悪口。
標的は一人だけではない、その場に居ない人間全員だ。
勿論の事、先生だって自分だって言われている訳だが、
私は少し違った。
「ごぼうちゃんって…暗いよねぇ〜」
「っていうか、何言ってるのか分かんないし」
「あっごぼうちゃん居たんだ〜」
「影薄...」
私だけは、
影が薄いせいなのか。
居る時でも、すれ違った時でも、
聞こえろと言わんばかりの声量で言われる。
そして今日も、
"いつものように"
悪口が聞こえた。
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むう - 私も云われてますね。女子からじゃなく男子からいわれます。私は見た目があれだからです。無視をしたりきいてないふりするけどなんとなくいやだと思いたくなくても想います。私と同志かなとおもって書かせていただきました。 (2016年11月22日 23時) (レス) id: 2eb768ad7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごぼう | 作成日時:2016年9月14日 16時