【僕のヒーローアカデミア】B組の王子様 2 (ページ40)

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思い出話をいたしましょうページ40

そこからなんやかんやあって私は毎日ダニエルさんが絵を販売している路上に通った
アトリエにも連れていってもらった

私は彼の絵に惚れ込んだ……そして…彼の弟子にしてもらった

まぁ…めっちゃ嫌な顔されたけど

ダ「そこの塗りかた甘ェ…もっと丁寧に塗れ」

　『は…はい!』

の…割には教え方すごい丁寧だったがな……

ロ「はいはーい!そろそろ休憩入れろ～
もうお昼だぞ」

　『えっ………!?』

ダ「チッ……おいロマーノ飯」

ロ「はいはい
Aも食べるよな?」

　『は…はい! あ手伝います‼』

ロ「おぉ～助かるよ」

私とロマーノさんはキッチンへと向かった

ロ「…………Aはさ暇じゃない?」

　『へっ………?』

ロ「いやぁ…Aくらいの年頃だと同年代の子と遊びたい時期だろうし
休日とか学校終わってからとかすぐここのアトリエに来るじゃん?

つまんなくないのかな～って」

　『別にそんなことないです
芸術の勉強したくて親にお金出してもらってイタリア来てるので……むしろこの時間が有意義というか…』

ダ「ボッチか……」

　『ボッ…!?』

またなんてこと言うんだこの人は…‼
本当に失礼!

ロ「こらダニー‼
ご…ごめんな～A……ダ…ダニーなりの照れ隠しだから

Aにああ言われて結構喜んでるんだ
照れてるんだよダニーは((ｺｿｯ」

　『へーえ………』

師匠がねぇ……でも失礼なのに変わりないし

　『別にボッチでもいいですよーだ
それに学校に友だちと呼べる人も存在してますし……

ボッチなのは師匠の方でしょう?』

ダ「んだとクソ餓鬼……‼」

ロ「なんかAもダニーに似てきたな……」

まぁ……別に本当にボッチでもいい

だって…師匠達がいるからな……

　『死んでも言ってやらないけど』