【僕のヒーローアカデミア】B組の王子様 2 (ページ37)

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思い出話をいたしましょうページ37

『……………』

昨日の人…大丈夫かなぁ……
あれから一夜明け…私は昨日のことが気になって仕方なかった……
あの人はあれから帰っただろうか…道端で倒れてないだろうか……そんなことばかり考えて筆も進まない

　『………コレじゃ駄目だな』

同じところにいるという確信はないが…コレでは課題に手がつかない

　『よし!行ってみよう』

私は出掛ける支度をし昨日の場所へと足を運ばせた……

　『う～ん……やっぱりいないよなぁ…』

あの場所につくと昨日の人はどこにもいなかった……やっぱりそうだよなぁ…
まぁ死んでないと分かっただけで良かったが……

いや…死んでないよな?帰ってる途中で力尽きましたとかないよな?

ダ「オイ通行の邪魔だ餓鬼」

　『! あ昨日の‼』

ダ「んだよテメェか……」

　『凍死しそうだった人‼』

ダ「殺すぞ」

　『ちょ!?痛い痛い痛い‼』

頭を思いっきりグリグリされる……
だって凍死しそうだったのは本当のことだろ‼
名前知らないし

ダ「つーかなんだテメェ
俺の場所に来やがって……ストーカーか」

　『違います
あの後どうなったか気になったので様子見に来ただけです!
良かった……死んでなかったんですね』

ダ「勝手に殺すなクソ餓鬼」

良かった……生きてたんだな…
倒れてたらどうしようかと思ったけど…

ダ「用件はもう済んだだろ餓鬼はとっとと帰れクソが」

　『言われなくとももう帰りま………』

ロ「ダニー‼」

ダ「ゲッ」

　『?』

だ…誰だ?
走ってきたのはアフロヘアが特徴的な男の人…凍死しそうだった人の知り合い…?

ロ「忘れ物だよ～

……ってん?
この女の子誰…?年的には…中学生くらいかな?
ハッ!まさかダニーにそういう趣味が…‼」

ダ「ハッ!じゃねえ‼ねぇよそんな趣味‼

つか…女の子…?テメェ目ェ腐ってんのか
どう見てもヤローだろ」

ロ「え～どう見ても女の子だろ～?
俺にはわかる!」

何やら私が男か女かで揉め始めた二人……
話が脱線してるぞ……てかこのアフロさん私が女だってことわかったんだ……

ロ「で!この子誰なの‼」