【僕のヒーローアカデミア】B組の王子様 2 (ページ15)

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拳「えっと……今のがAのお母さん…?」

　『まぁな…』

拳「なんか……アレだな…えっと……」

　『全然似てないだろ?』

拳「!」

そう…私と母は全くと言って良いほど似ていない
髪の色も父譲りだし…似てるといったら眼の色くらいだろう……

　『私は父に似てな…
母の口癖も「Aは父さんに似たからね」なんだよ
遺伝子片寄りすぎってよく言われる

あ…ここが私の部屋』

取「おぉ!お邪魔しま～す‼」

何にもない部屋だけどな…

骨「へぇ……外国語の本が多いんだな
勉強してたん?」

　『まぁな…覚えて損は無いし5か国話くらいは話せるぞ』

鉄「5か国…‼」

円「マジかよ…!」

　『さて…無駄話は終わりだ
一応テストまで一週間きってるからな?そろそろ勉強始めるぞ～』

そんな感じで勉強会が始まった……
各教科事の基礎…応用を繰り返し解いていくというやり方
分からなかったら質問という流れ

骨「絵画…ここの応用だが……」

　『ん?あぁ…ここは』

骨「成る程な……こうなるのか」

　『そうそう』

皆いいペースで問題を解いていっている
うん…いい感じだなこれならテストも大丈夫かもな

円「だぁ～!疲れたぁ～‼」

　『! どうした円場』

円「どうしたじゃねぇよ……もうかれこれ三時間も勉強してるんだけど!?
集中力続かねぇよ……」

庄「そういえばそうだね」

そんなに時間たってたのか……

　『じゃあそろそろ休憩するか
さすがにずっとしてたら煮詰まッちゃうしな…』

鉄「よっしゃあ‼」

皆肩の荷が下りたようにホッとしている……
まぁ来てからずっと勉強してたしな…

姉「A…いる?」

　『!? ね…姉さん……』

拳「えっ!?Aのお姉さん!?」

何で姉さんが!?
部屋から出てきてる…?しかも友だちが来てるときに…!?
えっ…!これ夢じゃないよな!?

姉「えっと…クッキー作ってきたから皆で食べて」

円「マジスか!?」

鉄「アザっす‼」

いきなり部屋から出てきた姉さんに…
私は驚きが隠せなかった