【僕のヒーローアカデミア】B組の王子様 2 (ページ11)

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オ「START」

今の授業はヒーロー基礎学…
内容は救助訓練レースだ……複雑に入り組んだ迷路のような密集工業地帯を5人4組に分かれて1組ずつ訓練を行う

オールマイト先生がどこかで救難信号を出したら街外から一斉のスタート
誰が一番に助けにいくかの競争らしい……
建物の被害は最小限で

ちなみにメンバーは
私円場凡戸骨抜庄田だ

　『さて…どうしようか……』

造りが複雑だからな…上を行った方が確実なんだろうが……
羽…使うにしてもバランスが取れない上スピードが遅い……

スピードがあり…上をいける……

　『あ…一つあった……』

～拳藤side～

柳「ねぇ一佳は誰が一位になると思う?」

拳「え……あー…」

今救助訓練レースをしてるんだけど…一位予想かぁ……今は一位予想よりもAの朝の様子が気になって仕方ない……
無理して…っていうか苦しそうに笑ってた……

取「ウチは円場かな～足場作っちゃえばすぐじゃない!?」

木「何気に凡戸くんかもよ…壁とか登れそう」

取「確かに‼」

確かにそうだな……でも私は…

拳「Aかなぁ……」

物「何を言ってるんだい拳藤
彼女の“個性”は確かに有力だが上をいくにも体育祭の時バランスがとれていなかったし
下をいくも複雑な迷路状態だよ?

そんな中彼女が一位なると思うかい!?」

鉄「おい!あれ見ろ‼」

! 何だ…?

円「なっ!?絵画!それは流石にズリィだろ!?」

拳「! A‼」

さっきまで後ろの方にいたAが今は皆を追い抜きぶっちぎりの一位にいる……

でも…機械系は描くのが難しいって……

～回想～

拳「なぁAって何でも実体化させることができるのか?」

　『別に何でもってわけじゃないぞ?
生き物なんかは実体化出来ないし…機械系に関しては難しい……』

拳「何で?」

　『造りが複雑だからな…造り描かなかったら機能性半減しちゃうし…動かないときだってある

完璧にするなら造りも知っておかなきゃいけないんだよ……』

オ「フィニ―――ッシュ!」

拳「!」