【バンやろ】出会い…そして…【短編集】

【シェリー】イタズラ ページ32

ミ「お腹すいたー‼
マスター!なんか作って〜ってあれ?」


『こ…こんにちは…』


ミ「Aちゃんだー‼」




ライブが終わってミントがお腹が空いたからってカウンターに向かったんだけど…
カウンターにいたのはマスターじゃなくてA

Aはエデンの常連でミコとも仲が良くそこから仲良くなった…
たまにヘルプでキーボードを弾いてくれる




ミ「マスターは?」


『用事があるといってさっき出ていきました』


ミ「えぇ!?ボクおなかペコペコなのに〜…」


『あの…よろしければ私が作りましょうか?』


ミ「ホント!?じゃあ〜
カレーでしょ!オムライス…後チャーハン‼
それから〜」


マ「ホントミントはよく食べるね…」


『フフ 分かりました』


シ「私も手伝うよ」


『いえいえ!シェリーさん達はさっきライブを終えたばかりなんですから!休んでてください!』


シ「そう?」




かなりのお人好しで押しに弱そうだけど…
コレといったら曲げない芯の通った性格をしてる子……
でもちょっと危なっかしいのよね……
何もないところで転びそうになるし 方向音痴だしね

面白くて目が離せないのよ




『出来ましたよ』


ミ「うわぁ‼美味しそう‼
いっただきま〜す‼」


『どうぞ召し上がれ』


ミ「美味し〜い!」




私も一口…




シ「!美味しい…Aまた腕あげた?」


『本当ですか!?そう言っていただけると嬉しいです‼』




実は私 Aに料理を教えてるのよね
最近は家にもあまり来ないで自分で料理について勉強してるみたいだけど……




シ「また家においでよ
新しいレシピ教えてあげる」


『!はい‼近いうちに行かせていただきます!』


シ「うん」




そして数日後




『お邪魔します』


シ「いらっしゃい上がって」


『はい!』




Aが家に来た




シ「今日はコレを作ろうと思ってるんだけど」


『うわぁ…難しそうですね……』


シ「大丈夫よAならできる

じゃあまずはトマト刻んで」


『はい!』

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