【バンドやろうぜ!】和風系バンド【男主】 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:11,221 hit

一章～スタート地点～ページ6

雨「…まだかなぁ」

僕達はあれから正式にバンドを組んだ…今日は始めてのミーティング…なんだけど…

雨「にしてもはりきり過ぎちゃったかな…?考えてみれば集合30分前だし…」

西「お～い!ボーカル君!」

雨「!えっと…ドラマーの…」

西「西野!西野和希やで!そういやあんとき自己紹介してなかったなぁ…ボーカル君名前は?」

雨「ぼ…!僕は雨宮大河…です」

西「大河君やね!オッケー覚えた!
にしても大分と早いなぁ…?集合30分前ちゃう?」

雨「あはは…なんかいてもたってもいられなくって…」

西「分かるでその気持ち!俺もウズウズしてんねん‼朝も結構はよぉ起きてもおてなぁ…ランニングに体操筋トレ…といろいろしてきたからなぁ…!」

…西野君って小柄なわりに結構活発なんだなぁ

西「…なんか今失礼なこと考えたやろ」

雨「うぇ?!そそそ…そんなこと…!
それより西野君も張り切ってるんですね!なんか…僕だけすっごく張り切ってるんじゃないかって不安でしたから」

西野君…エスパー?!

西「話そらしたな…まぁええけど…
でもそんなわけないやない!俺かってバンド結成できてめっちゃ嬉いねん‼バンド組んだからにはてっぺん目指すで‼えいえいおー‼」

雨「お…おー‼」

なんか恥ずかしいな…

猫「お前ら騒ぎすぎだ…目立ってるぞ…」

荒「ほんとよ～!まぁ面白かったけどね♪」

雨「?!」

西「い…いつからおってん?!」

猫「“お～い!ボーカル君!”あたりから」

西「ほぼ最初やん?!じゃあ会話に入ってきぃや!」

猫・荒「えぇ～…あれは入っていける空気じゃ…」

西「なんなん?!君ら?!」

荒「だって～!なんかぁ…二人がキャッキャウフフ見たいな会話だったから眺めてる方が楽しかったんですもの～」

西「なんかその言い方やと危なく聞こえる?!」

雨「…そんな会話でしたかね」

猫「まぁ目立ってたな…悪い方で」

西「悪い方…!」

雨「…そそ…そんな会話でしたか…?」

猫「あぁ通行人一人一人がお前らのことガン見してたな」

荒「そうねぇ…」

西「うう…嘘やろ?!」

猫・荒「嘘」

西「嘘なんかい‼」

猫「ガン見じゃなくてもチラ見だったな…10回ぐらい」

西「じ…冗談やんな…?」

猫「あぁ冗談だ」

西「なんなん君ら…」

雨「あはは…」