【バンドやろうぜ!】和風系バンド 【男主】

紅葉編‐6 ページ43

猫「めんどくせぇ。コイツスゲェめんどくせぇ…
こんな演技素人に最初から演技指導する自信ねぇよ……」


猫塚は心底呆れていた…


「ちょつと!アンタ達が私のこと可愛くするって言ったんでしょ!?
私をオーディションに受からせなさいよ‼」


雨「言ったが……まさかここまでとは…」


西「課題多すぎて無理やな」


荒「こうなったら……」


猫「空……?」


荒「特訓よ‼」


荒木は突然そう言い出した……特訓…?


荒「今日一日でその下手くそな大根演技も顔も完璧になおしてみせるわ‼」


西「そ…空?あんま無責任なこと言うたらアカンで……?」


荒「顔は私の超絶神ってるメイクでなんとかしてあげる
演技は…3人がかりで指導すればすぐ終わるわよ」


雨「貴様何を勝手に」


荒「良いからさっさと行くわよ‼」


荒木はそう言うと強引に皆を引っ張り出し森の方へと歩いていった…


荒「そんじゃまずはメイクからやっていくわよ」


「………はーい…」


ブスッとした表情で答えるサキュバス…に……


荒「伸ばすな‼これからアンタのこと全力で変えていくんだから‼
返事はイエッサーだ‼」


「えぇ〜!なにそれダサい‼」


荒「ガタガタ言うな!返事ィ‼」


「イエッサー」


荒「声が小せぇ!!!」


「イ…イエッサァー!!!」


猫「どこの教官だよ
男出ちまってんじゃねぇか」


西「俺等…演技指導するんやんな……?
肉体改造するんとちゃうよな?」


雨「アイツはどこへ向かっているんだ……」

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