【バンドやろうぜ!】和風系バンド 【男主】

マスターズナイトメア 紅葉編 ページ38

雨「………ハロウィンですね」


猫「ハロウィンだなぁ」


西「ハロウィンやなぁ」


荒「ちょっと!?何でアンタ達そんなテンション低いのよ!
ハロウィンよハロウィン‼もうちょっとテンション上げましょうよ!」


現在エデンのスタジオ。
荒木以外の3人は黄昏ていた……


西「そんなテンション高いの空だけやで?
何でそんなテンション高いんよ」


荒「そりゃあハロウィンだからに決まってるじゃない!
ハロウィンといったら仮装して〜メイクして〜お菓子食べて〜」


猫「カマが好きそうだもんな」


荒「オカマ言うな」


「カマ」というワードに急に野太い声になる……


雨「でも、紅葉にはハロウィンなんて無縁じゃないですか。
和風な感じの紅葉に洋風なハロウィンって……」


荒「ウッ……それを言ったらおしまいよ〜!
けどけど!ハロウィンライブ参加するって言ったんだから最後までやりきりましょ!ね?」


猫「まぁ新曲まで作っちまったしなぁ……
やらないという選択肢はないんだけど

そういや空、お前ソロパートでミス続出だったぞ。ハロウィンで浮かれるから……」


荒「それを言わないでくれるかしら‼
リズム難しいのよね〜、カッコいいから好きだけど」


西「俺も新曲好きやで!
洋風な感じも取り入れつつ紅葉の曲調は残してるっていうか……
大河ようこんな曲作ったね!」


雨「まぁ……なかなかインスピレーションが降りてこなくてかなり苦戦しましたけどね

思いつかなさすぎで心霊スポット回ったり
オカルト部に話聞きに行ったり……

あ、こんにちはー」


そう言い誰もいないとこへ挨拶する雨宮


西「え!?何!?何かおるん!?
ちょ、大河にはそんなものが見えとるん!?」


荒「怖いこと言わないでよ…‼」


雨「え?いやさっきからここにいるじゃないですか」


西・荒「だから何が!?」


猫「よし。んじゃまあ最後のリハしちまうか」


西「海はスルーなん!?
てか…何もおらんよな……?」


猫「あぁ?」


西野の指差す方を見る猫塚


猫「さっきからいるだろ、女の人が」


荒「え…?えぇ!?」


雨「はい。いきますよー
ワンツーサンシ」


西・荒「ちょっと待ってぇぇぇ!!!」


楽器を構え紅葉の演奏が始まる……

そして、演奏を終えた瞬間辺りが光に包まれた

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