【バンドやろうぜ!】和風系バンド【男主】 (ページ8)

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一章 3話ページ8

猫「よし…一通りこんなもんだろ」

雨「はい!では次が音合わせということで!」

荒「ふふ…本格的にバンド始動ね♪」

西「当たり前や!やるからには上を目指すで!」

猫「…何度目だよ…それ」

雨「あはは…じゃあ今日は解散ということで!また!」

猫「あぁ…またな」

さてと…僕も帰ろうかな…あ!
マスターにお礼言わないと…!

雨「マスター!」

マ「おぉお前さんか…ミーティングとやらは終わったのか?」

雨「はい!場所ありがとうございました!」

マ「いいってことよ…それよりお前さんがバンドなんて本当に以外だったぞ…
ここではソロ活動ばっかだったからそのままソロ活動かと思っていたが…」

雨「あはは…まぁこのライブハウスだけじゃなくてネットでも活動してましたからね…
メンバーはそこで知り合ったんです」

マ「深くは聞かねぇが…そうか…
まぁ…お前さんが楽しいならそれでいいけどよ…また…傷つくようなことするなよ?」

雨「…」

「お前は!俺達の曲さえ作ってればいいんだよ!」

「やめだやめ!ボーカルがこんなんじゃ話になんねぇ!」

「下手くそ!何のためにこのバンドに入れてやったと思ってんだ!」

雨「…大丈夫ですよ!皆さんすっごくいい人ですから!
最初は怖いな…って思ってたけど…でも!皆さん僕の話をちゃんと聞いてくれたんです!
嬉しかった…楽しかった‼僕!このバンドなら上手くやれる気がするんです!」

マ「そうか…ならいいんだが…
そういやライブはどうするんだ?」

雨「えっ?」

マ「バンド組んだからにはライブするだろ?
いつ頃がいい俺が特別にセッティングしてやる」

…音合わせの日とか方向性のことばっか話してたからライブのことなんて…

雨「そっかぁ…ライブかぁ」

マ「おいおいその様子だとライブは考えて…」

雨「ないです‼」

マ「…大丈夫か?お前らのバンド?」