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三章 5話 ページ21

西「さぁ!今日も暴れんで〜‼」


猫「西野 張り切りすぎだ
第一今日のライブの目的分かってんのか?荒木(兄)に俺達を見せつけるんだ

張り切るのは荒木の方だろ なぁ?」


荒「えっ…!?えぇ……」


猫「お前は緊張してんのかよ……」


荒「(そりゃするわよ…!
アイツの前で演奏するなんて……私は…アイツより……)」


雨「おいお前」


荒「! な…なぁに?」


雨宮の口調に少し違和感を覚える荒木だが
自分の緊張がその違和感より上回っているためそこまで気にしてないようだ……


雨「俺はアイツみたいに気のきいたことは言えねぇが お前の低音があるから俺は歌えるそれだけは覚えとけ

失敗するなよ」


荒「‼」


雨「行くぞ貴様ら……
今宵紅葉のライブ…いざ参る‼」




ワァァァァ‼




会場が熱気と歓声に包まれる…大成功のようだ…


西「うっ…わぁー!!!
スッゴい歓声‼なんか今日は荒木君が凄かった‼

なんちゅうか…こう……とにかく凄かった‼」


猫「意味わかんねぇ……」


雨「あ…はは……」


荒「…………」


雨「荒木君?」


演奏が終わりぼうっと突っ立っている荒木……
その目には涙が溜まっていた


猫「は…?お前泣いてんのか!?」


雨「え…えぇ!?
すす…すみません!僕らがでしゃばったばっかりに荒木君の親子関係にヒビが……‼」


西「うわぁ…今考えたらそやね
俺らとんでもないことしてもうたなぁ……」


荒木を無視しメンバーの反省会が始まる……
荒木を無視して


荒「ち…違うの…‼
私は…必要とされてるんだと思って……嬉しくて…!」


雨「………荒木君は僕らの大切な…必要なメンバーですよ」


荒「そう……後 親子関係どーのこーの言ってたけど私祖父母と暮らしてるからそういうの気にしなくていいわ

それと!お互い名字呼び止めましょ
堅っ苦しくて嫌になっちゃうわ〜‼
さっきみたいに空って呼んでくれよ……」


荒木はフッと笑って


荒「これからもよろしくね
大河 海 和希!」




ー次回予告ー


「ええ加減にしてって言っとるやろ!!!」


「ちょっと!遊びに来たんじゃないんだから‼
依頼よ!い ら い‼」


「インスピ…レーションが……ぐぅ………」


「たこ焼きよりどら焼き食いてぇ」


「俺…紅葉辞めたないよ……」

四章 〜俺の音 伝える気持ち〜→←三章 4話



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謎王子(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます!頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2018年5月31日 22時) (レス) id: 23774a2eab (このIDを非表示/違反報告)
ハル - 公式のストーリーと時系列が同じですごく面白いです!応援してます!! (2018年5月31日 0時) (レス) id: 81f6d13dc5 (このIDを非表示/違反報告)
謎王子(プロフ) - キュアトロ推しさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年3月19日 19時) (レス) id: 23774a2eab (このIDを非表示/違反報告)
キュアトロ推し(プロフ) - 応援してます! (2018年3月19日 16時) (レス) id: bb8c54bc53 (このIDを非表示/違反報告)
キュアトロ推し(プロフ) - この作品大好きです!頑張って下さい! (2018年3月18日 23時) (レス) id: bb8c54bc53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:謎王子 | 作成日時:2017年6月25日 22時

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