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夕｢正直に言うけど...もう全然覚えてない！｣
夕子が言うには亡くなっていたのは
例の高級ジムの会員の権田原さん｡という方で
昨日一緒に飲んでいた中の1人だったという｡
夕｢隣に座らせられて､やたらお酒勧められたんだけど
酔うほど飲んだ覚えないんだけど...｣
会の終わりごろになって急に睡魔が襲ってきて...
そのまま店を出て帰ろうとしたところで
“家まで送る”と言われて断ったものの
そこからの記憶がないらしい｡
ミ｢なるほどね｣
貴｢とりあえず､血液検査しようか｡｣
夕｢やっぱりそう思う？｣
ミ｢十中八九､睡眠薬か何か｡｣
お酒置いたまま席を立った時に､入れられたのだろう｡
ミコトと夕子の話を聞きながら
私は手際良く採血の準備を進める｡
夕｢じゃぁ､私は薬飲まされて連れ込まれて
襲われる前に相手が運良く心筋梗塞かなんかで
突然死してくれた｡って事？｣
貴｢それが､あの人 窒息死してるんだよね｡
少しだけどチアノーゼが出てた｡
解剖してみないと確かな事は言えないけどね〜？｣
それから数分して､
警察...お馴染みとなった毛利さんが駆け付けた｡
しかしタイミングが良いのか悪いのか
中堂さんから呼び出しをくらう｡
貴｢ミコトごめん！中堂さんから呼び出された！｣
ミ｢ここは任せて...って言いたいけど｣
ミコトが視線を向けたのは難しい顔をして立っている毛利さん｡
貴｢毛利さんすいません！急用が...(笑)｣
毛｢全く...君塚さん特別ですよ？｣
なんやかんや言ってもこういう時に
ノリがいいのが毛利さんだ｡
彼とミコトに感謝してUDIへ向かった｡
⋆ ･⋆ ･⋆ ･⋆
ラボに帰るとそこには六郎くんしかいなかった｡
貴｢ただいまです｣
六｢おかえりなさい｡東海林さんどうしたんですか？｣
貴｢あ〜､うん｡秘密(笑)
それより､中堂さんは？｣
六｢あ､中堂さんなら...｣
六郎くんが次の言葉を発しようとした時に
ラボの入り口の方から探していた彼が姿を現した｡
そのまま頭を撫でられる｡
これに至ってはもう恥ずかしがる隙も与えないくらい
自然にやってくる彼が怖い｡
中｢解剖するぞ｣
貴｢え､それだけ？
1人でも出来るんじゃ...｣
中｢いいから｣
そのまま手を引かれ準備を済ませて解剖室に入る｡
そういやミコトが第一執刀医だったが
ツッコミは入れないでおこう｡
そのまま中堂さんと六郎くんと解剖を進めていると
準備を済ませたミコトと夕子が入って来た｡
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よむ(プロフ) - 青龍 葵さん» ご指摘ありがとうございます!修正しておきます!! (2018年3月22日 15時) (
レス) id: b7a6c1365a (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 誤字でしょうか？P5の主人公のセリフで「…窒素かな〜？｣の「窒素」では無く『窒息』では？一度確認して見て下さい！ (2018年3月19日 15時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
よむ(プロフ) - れんさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月21日 21時) (レス) id: b7a6c1365a (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 毎回楽しみに読ませて貰っています！更新するの大変だと思いますが、頑張って下さい。次回作楽しみにしています！ (2018年2月21日 21時) (レス) id: 24faa97f7f (このIDを非表示/違反報告)
よむ(プロフ) - rinkaさん» わわ！ありがとうございます！リクエスト了解しました！ (2018年2月19日 16時) (レス) id: b7a6c1365a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よむ | 作成日時：2018年2月18日 0時
