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夕子には六郎くんから...
【捜査本部は夕子が権田原さんの女で
4億欲しさで2人を毒殺したと思っている】
ミコトには中堂さんから...
【耳の裏と手首の発赤が､
低温やけどによるものだとすると､
亡くなった2人の端末に 異常があったということで
細川さんの端末にはコンデンサーが組み込まれていた】
という情報が入って来たらしい｡
貴｢ってことは､感電死か...
端末を改造出来る人なんて 1人しか居ないね｡｣
夕｢立花さんも 新しい端末貰ったって言ってた｡｣
ミ｢じゃぁ､その人も危ないじゃん
...助けないと｡｣
どうにか助けられる方法はないかと 考えていると､
夕子が急に立ち止まった｡
夕｢気持ちが萎えた｡
...もう､悪いもん同士勝手に殺し合えばいいじゃん｡｣
夕子らしくない発言に､
どれほど彼女が ショックを受けたのかが伝わってくる｡
貴｢まぁ､どんなに最悪な人間でも
人殺しを見逃すわけには いかないから｡｣
ミ｢私達が裁く訳じゃない 法律が裁く｡
それに､必要な証言取れなくて 東海林の無実晴らせなくなるかもよ？｣
夕｢それは困る〜！｣
貴｢とりあえず立花さんの連絡先持ってる？｣
夕｢持ってないけど...会社！｣
立花さんは小型機のパイロットをしており
もうすぐフライトの時間だ｡
フライト中にパイロットが死亡なんてしたら...
すぐさま会社に電話をかけるも 全く反応がない｡
これからどうするか考えながら歩いていると
道端からクラクションを鳴らされる｡
そちらをみると“フォレスト”の文字が目に入る｡
運転席から顔を覗かせたのは 南雲くんだった｡
木｢何してるんですか？｣
いつものように 掴みどころのない笑顔を浮かべる彼に
3人揃って詰め寄っていく｡
夕｢すっごい偶然｣
ミ｢そんな事ないですよね！中堂さんから？｣
木｢バレました？
ていうか君塚さんには 連絡行ってるはずなんですが｣
慌ててスマホの履歴を見ると
確かに中堂さんから連絡が入っていた｡
貴｢ありゃ...とりあえず南雲くん｡調布行って！｣
私が助手席に乗り込み､そのまま車を出して飛行場へと向かった｡
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よむ(プロフ) - 青龍 葵さん» ご指摘ありがとうございます!修正しておきます!! (2018年3月22日 15時) (
レス) id: b7a6c1365a (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 誤字でしょうか？P5の主人公のセリフで「…窒素かな〜？｣の「窒素」では無く『窒息』では？一度確認して見て下さい！ (2018年3月19日 15時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
よむ(プロフ) - れんさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月21日 21時) (レス) id: b7a6c1365a (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 毎回楽しみに読ませて貰っています！更新するの大変だと思いますが、頑張って下さい。次回作楽しみにしています！ (2018年2月21日 21時) (レス) id: 24faa97f7f (このIDを非表示/違反報告)
よむ(プロフ) - rinkaさん» わわ！ありがとうございます！リクエスト了解しました！ (2018年2月19日 16時) (レス) id: b7a6c1365a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よむ | 作成日時：2018年2月18日 0時
