君にみえるもの

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静まりかえる部屋の中で､
きっとミコトと考える事は同じ｡

ミ｢食べる？？｣

そう言ってバナナを差し出した彼女には驚いたが...

ミ｢ねぇ､A｡今日車？温泉行こっか｡｣

貴｢ふふっ､気分転換に？(笑)
あ､久部くんも一緒に行こうよ？｣

そう言いながら私とミコトは準備万端｡
私は車のキーを片手にルンルンだ｡

六｢へ？僕､水着持ってないんですけど...｣

貴｢ん？なんで水着？(笑)｣







⋆ ･⋆ ･⋆ ･⋆







そしてやって来たのはまぁまぁ山奥の田舎町
...にある足湯

ミ｢あぁ...しみる｣

貴｢おばさんか(笑)｣

六｢あの､なんでここに...｣

素朴な疑問にミコトが答えてる間に
私は足湯のお湯を採取し成分を調べる

貴｢海水よりここの水質の方が成分比率が高い｡
しかもここは...グリコーゲン値の高い鹿肉が有名｣

六｢最後の晩餐！！｣

久部くんの言葉に大きく頷き
町を周り証拠となるものがないか探していく｡










調査の中で見つけた冷凍倉庫もセキュリティが高く
侵入は困難と考えられた｡

貴｢どうする？もうちょい探す？｣

ミ｢ねぇ､A...ちょっと戻ってほしいんだけど｣

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