君にみえるもの

☆ ページ35

貴｢っ...//////｣




彼の余裕ぶりに悔しくなって
必死に追いつこうとするが
息が持たずに回していた彼の背中にある手をポンポンとするとやっと離してくれた｡



中｢ったく､こんなんでもうギブか？｣



そう言いながら私の目元に唇を寄せ
浮かんで来ていた涙を吸いあげる彼の優しさに思わず抱きつく｡


中｢おっと...お前は昔から甘えん坊だよな｣


貴｢甘えん坊な私は嫌いですか？｣


ちょっとイジワルな質問だったかな？
と思っていると


中｢バカが｡嫌いだったら一緒にいない｡

お前はお前でいいんだ｡｣



彼らしいストレートな言葉に頬が緩む｡



貴｢私もありのままの系くんが好き｡｣



見上げて言うともう一度小さなキスを落とされ
“分かってる”って無愛想に言いながらも
耳が赤いのがバレバレなのが可愛らしい｡



そのまま抱きしめられながら
頭を撫でられると眠くなってくる｡

まだご飯...と思いながらも
睡魔にはどうしても勝てなくて...

意識が夢の中へ落ちる直前
こんな声が聞こえた気がした｡



中｢A...愛してる｡｣



彼の口からそんな言葉が出てくるなんて
明日は雪が降るかもしれない｡




⋆ ･⋆ ･⋆ ･⋆
リクエストありがとうございました！
途中から終わりが見えなくなり強制終了です←
このお話は甘いのか？甘い要素チョコしかなくないか？？
少しでも楽しんでいただければ嬉しいです^^*

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