た ページ7
=Aside=
「それにしてもてめぇ、よく名前覚えてんな。」
「うん。ちゃんと新聞読んでるからね。」
2年前、エースとの1件で情報収集の大切さを学んだのだ。結構馬鹿にならない出費だがパンの耳を食べてでも新聞は買っている。
「だとよ、ルフィ?」
「ゾロも読んでねえだろ。でも、新聞読んでもそんなにおれらの名前出てくるか?」
「あ、それはね…はいこれ」
「「ん?手配書?」」
雨合羽の下のポシェットから手配書の束を取り出す。
海賊王や四皇など新世界で暴れている海賊(この一味含む)から、偉大なる航路の隅の方でちまちまと活動している海賊、偉大なる航路入りさえしていない弱小海賊まで幅広く集めてある。
「おぉぉ…海賊王の手配書なんか初めて見たぞ…」
「あぁぁ!海賊女帝のもあるじゃないか!!なんて美しい♡」
「七武海入りして入手困難なのによく持ってますね〜」
「ゾロ!こいつ誰だ?」
「知らん」
うんうん。やっぱり盛り上がるよねー。
「じゃなくて、なんでそこで手配書が出てくるんだ?」
「ん〜、仕事柄?というか…まあ収入源は懸賞金だったし…」
「へーそうだったのか…って、ギャァァ!!海賊狩りだぁぁぁ!!」
ウソップとチョッパーがあたふたと逃げ惑う。
いやおたくのゾロさんも海賊狩りでっせ。
「今まで船で移動してたからお金沢山必要だったんだ〜」
「あ、じゃあもう必要ないってことか…安心したぞ…」
どこに向かうという訳もなくただ走り回っていた2人は落ち着いたのかどかっと座りジュースを煽る。
いや素直か。
懸念点(?)もなくなり皆で手配書をわいわい見始めると
「…じゃあ、貴方今沢山ベリーを持っているのね?」
そこに爆弾が落とされる。
「なんですって!?!?」
「な、なあA…実験に興味はねえか?」
「A酒飲もうぜ」
「ちょっと!!あんた達は下がってなさい!!」
目を輝かせながら一部が端にジリジリと追い詰めてくる。
「え、ちょ、まって、ほんと、ギャァァァ…」
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まっだこ(プロフ) - うああああああありがとうございますううううう!!!で、大丈夫すか??? (2023年2月26日 19時) (レス) @page3 id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
暁 - ちょっともう,,,なんかもう,,,うあああああ(どした?) (2023年2月26日 14時) (レス) @page8 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ(プロフ) - みこさん» ありがとぉぉぉ!!!!!! (2023年1月15日 16時) (レス) id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
みこ - すきぃぃぃ!!!!!! (2023年1月6日 20時) (レス) @page7 id: ec82ef838c (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ(プロフ) - ひめさん» コメントありがとうございます!ルフィとの合流、ほんと長かったですね〜。書いてる側もちょっとホッとしましたε-(´∀`*) (2022年11月16日 22時) (レス) id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっだこ | 作成日時:2022年11月15日 23時