私の最愛の人は空の人【名探偵コナン】

警察庁にて ページ46

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『仕事が終わり次第集合』


　 昼間に届いた降谷さんからの連絡


　 仕事をはやめに終わらせて降谷さんに連絡を入れ警察庁に向かった


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「おや？君は…」


「お疲れ様です。赤井さん」


　 警察庁の廊下を歩いていると黒いニット帽を被っている赤井さんに出会った


「確かに降谷くんの右腕だったか？」


「右腕なんてとんでもないです。

　元公安警察の海野です。」


「元…辞めたのか？

　確かにあの時もいなかったな…」


　 あの時ってのは黒の組織での決戦


「はい。その前に…」


「へぇ…」


　 赤井さんはポケットに手を入れながら私に少しづつ近いづいてくる。


「あ、赤井さん？」


　 逃げるように後退していると壁が近づいてくるのがわかった


「ちょっ…きゃ！！」


　 あと少しで壁に背中が当たる…って時


　 誰かが私の腕を掴んで引っ張られた


「赤井！！！」


「ふる、やさん？」


　 すごい顔をした降谷さんが現れた


「海野に何の用だ！！」


「君がよく自慢していた子が現れたのでな…。

　興味本位だ。君から聞く限り彼女は優秀なのだろう。

　どうだ？FBI…興味無いか？」


「FBI…？」


「だまれ。お前に海野はやらん。

　海野は俺の協力者だ。」


「ちょ！降谷さん！？」


　 降谷さんはそう言うと私の腕を掴んで大股で歩いていく


　 私も降谷さんに合わせるように駆け足であるく


「ほぉ…」

　
　 チラッと後ろを振り向くと…


「(赤井さん…？)」





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