私の最愛の人は空の人【名探偵コナン】

帰り道にて ページ38

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「すみません。遅くまで…」


「いや。こんな夜中に女性1人で歩かせる方がおかしいだろ」


「ははは。安室さんみたいですね」


「安室も俺だ」


「そうでしたね」


　 窓の外を見つめるとキラキラと光っているのをぼーっと見つめる


「なぁ。A」


「っ！名前で…！！」


　 びっくりした私は降谷さんのほうを振り向くと


　 ハンドルに体を預けて私を見つめる降谷さん


「っ…」


　 一瞬目が合ったけど恥ずかしくて逸らす


「なんですか…」


「俺の…協力者になってくれ」


「え？」


　 『協力者』…？


「あっ…」


「今回の事件は俺たちが追っていた団体だと思っていたが…

　ヤツらだったんだ。本当は」


「ヤツら…って！！」


「あぁ。昔俺らがおっていた『黒の組織』のやつらだ」


「でも、撲滅したんじゃ？」


「あぁ。ジンやウォッカなど主要人物は既に…」


「下っ端のヤツらってことですか」


「あぁ。NOCを恨んでるヤツらの仕業」


「ありえない話でもないですね」


「だから…協力者になってくれ」


「はい。分かりました。」


　 黒の組織の下っ端


　 あんな大きな組織…


　 下っ端って言っても結構な力があるかもしれない



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「…あの時みたいに力になります。

　私が今度は貴方を助けましょう」




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