私の最愛の人は空の人【名探偵コナン】

警察庁にて ページ22

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「降谷さん！！」


　 公安部のドアを勢いよく開けて入ってくるのは風見と水木


水木「警視庁の方に例の団体からの犯行予告です」


「なんだと！」


「はい。これがそうです」


『東都大学に爆弾を5つ仕掛けた。

　見つかるといいな…。時間は正午…』


「東都…大学って海野が教員をしている所じゃないか！！」


「はい。正午まであと3時間しかありません」


　 時計を見ると午前9時


「くそっ。水木！！警視庁の人達には関わらせるな！！俺たち警察庁のほうで解決する」


「はい！！！」


　 走っていく水木を横目に上着とキーを持ち急いで外に出た


「風見。東都大学のほうに連絡しろ。

　 全ての生徒を外に出するんだ」


「今してます」


「爆弾…」


「爆発物処理班には連絡してます」


「あぁ。」


ﾌﾟﾙﾙﾙ


「失礼。え」


「どうした」


「……海野からです」


「…っ」


　 海野の名前があがり胸が高鳴る


「どうした。今手が離せないんだが…。…は！？」


「スピーカーにしろ」


「はい。」


　 風見がスピーカーにし海野の声が車中に響き渡る



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『降谷さんも聞いていますね。今私の目の前に爆弾があります。

　今から処理しますので…。

　責任はお願いします』


.


　 淡々と伝える海野に懐かしさを覚えた…


　 責任を…たく…


「お前は根っからの警察官だったんだな」


『いいえ。警察なんてクソ喰らえ…です』


「…ふっ」


　 旧友で彼女の最愛の奴の言葉を発する


降谷「ぬかるなよ…海野」


『はい…！！』



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