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喫煙所にて ページ14
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「降谷さん警察学校の同期でしたよね」
「あぁ。」
彼が警察学校に通っていた時によく電話で聞いていた
金髪のハーフがいるとか…
そこからお互い喋らずただ時間が過ぎていく
「なぁ」
「はい？」
私は買ってあったお茶を飲もうとした時に降谷さんから話しかけられて
飲まずにキャップをした
「海野が毎年爆発物処理班に異動願いを出しているのは
松田の為なのか？」
「陣平くんのため…というか
私が仇を取りたいだけなんです」
「仇？」
「7年前陣平くんの幼なじみの萩原さんが爆発に巻き込まれてからずっと言ってたんです。
『俺が萩の仇をとる』って…」
「だから海野がとるのか…」
「ただ私のエゴです」
犯人を捕まえたからといって陣平くんが戻ってくる訳でもない…
だけど何もしないで民間人として誰かが捕まえるなんて考えられなかった
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作者名：マカロン | 作成日時：2021年6月16日 21時
