明るいあの子の裏側は、 (ページ13)

今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:7,564 hit

捻挫ページ13

及川目線

昼休み
Aちゃんの元へ行こうと階段を上っている時、前にAちゃんがいた
追いかけようとしたとき、一人の女の子がAちゃんの事を呼んだ

ﾋﾞｸｯ

Aちゃんはそれに驚き足を滑らせた
このままではAちゃんが落ちると思いとっさにAちゃんの事を助けた

ﾄﾞｻｯ

痛ったー
足が痛い
そう思いながら、Aちゃんに怪我がないか聞いた

及川「いててて、大丈夫？怪我してない？」

『大丈夫。助けてくれてありがとう。そっちこそ大丈夫？及川』

及川「大丈夫だよ」

『そっか、よかった』

Aちゃんが立ち上がったので、俺も立ち上がろうとしたとき

ｽﾞｷｯ

足が痛んだ
痛さのせいで顔が歪む
それをAちゃんは見逃さなかった

『及川、保健室行こ。』

及川「大丈夫だよ。このくらい。」

『嘘バレバレ、いいから黙ってさっさといくよ。肩かしてあげるから。』

！
ﾌｯ
やっぱりAちゃんにはかなわないな

その後、保健室に行き病院で検査してもらう事になった
時間的に練習試合の途中に帰ってこれる位だろう

『及川、心配しなくても及川が来るまでもちこたえる』

及川「うん、任せたよ」