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「というわけで来たはいいけど…」


これ、どういう状況、?


私バイトしに来たのに、何で


「小学生の遊び相手なんかしてるの…!?」



そう、それは数十分前の出来事まで遡る

面接をする為に指定された住所に向かったのだが、そこは普通の民家にしか見えない所で。

表札には阿笠と記されていたので、来る場所を間違えたのかと疑ったのだが、スマホの案内地図の最終座標は明らかにここを指していた

少し躊躇しながらも、ゆっくりとインターホンを押す


いったいどんな恐ろしい人物が出てくるんだろう…


高まる緊張に早まる鼓動


それは家のドアが開いた瞬間に更に向上した


___んだけど、中から出てきたのは3人の子供で思わず私は目を丸くした



「わっ!綺麗なお姉さんが来たー!」

「本当に来るとは思いませんでしたね!」

「なぁお前パソコンできるのかー?」





「___ん??」




てなわけでこの家の子供達の遊びに付き合っています。

強引に玄関に入れられ強引にテレビゲームをやらされる

しかもこのゲームは私が初めて制作に関わった作品なわけで、色々と思い出すことがありほんの少し染みるよほんと。


「えーと、君達そろそろ江戸川コナンさんがどこにいるか教えてくれないかな?」


ゲームのコントローラーを置き、子供たちと向かい合う体勢にする

そんな私を不思議そうに見つめ首を傾げる子供たち

え、私変な事言った…??


3人はお互いに目線を合わせたあと大きな声で笑いあった


「あはは!!江戸川コナンさんだってー!」

「年下の人をさん付けする人なんて可笑しいですね!」

「コナンは俺達と同じ小学生なのになー!」


「…え゛」



小学生??零が恐れる男が?

いやまさかそんなこと…


その時丁度いいタイミングでドアが開く

そこから入ってきたのは眼鏡で赤い蝶ネクタイが特徴的な男の子

その男の子が入ってきた途端に3人は同時にこう叫んだ



「「「コナン/くん!!!」」」

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:泣ける話
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ちゅんちゅん丸(プロフ) - 和美/美香さん» 佐藤さん幸せになれるといいですなぁ…… (2018年11月2日 21時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - そうですね。やっぱり辛いですね。 (2018年10月22日 16時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - 茜さん» なんとも嬉しいコメントありがとうございます!!!少しずつ更新頑張りますね! (2018年10月17日 15時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - 和美/美香さん» 過去と今じゃ全然環境が違いますしね……(´ω` (2018年10月17日 15時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 切ないっ…こんなに心締め付けられる小説は初めてです。夢主ちゃんの気持ちに入り込んでしまって泣きました。とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年10月15日 18時) (レス) id: 40d28784a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅんちゅん丸 | 作成日時:2018年7月7日 20時

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