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目線を床で回るコントローラーから外し上に

すると、コナン君が眼鏡を光らせて足を上げていた

…コントローラーを…蹴られた??

先程とは全く違う雰囲気を出すコナン君

3人の子供たちも状況が掴めず何してるのコナン君と声を掛ける

が、それにコナン君は応答しない

ようやく口を開いたかと思ったら、まさかこんな事を言い出すとは




「お前、何者だ?」


子供っぽさをまるで感じさせない恐ろしい形相で睨みつけてきた

うん、何か物凄い勘違いをされてますこれは。


「普通の無職女子だよ」


まって自分で言っててアレだけどこの発言めちゃめちゃ恥ずかしくない??

一生懸命真顔保ってるけど今にも穴に入りたくて仕方ないんだけど!!


「へぇ、じゃあ、なんのお酒が好き?」


急に好みを聞かれてもと言いたいところだけど黙っとこうねうん


「そりゃ、バーボン…」


と、好きなお酒を答えるとコナン君は更に追い打ちをかけてくる


「どうして好きなの?」


「__大好きだった人の__いや、何でもない!」



コードネームだったから、なんて言っても子供には理解して貰えない

だから濁らせたつもりだったけど、コナン君には通用しなかった



「__そっか!じゃ、お姉さんはやっぱり









佐藤 Aさん、ですね?」


まるで自分はシャーロック・ホームズだと言わんばかりの顔つきと人差し指をこちらに向けてきたコナン君

名前を誰にも言っていないはずなのに当ててしまったこの子を前にして冷や汗が流れる


「な、何でわかったの…?」

「僕はシャーロック・ホームズの弟子だからね!」


普段ならここで、『やはりホームズに憧れてたんだね何となく察してた』とか一言漏らすのだが今はそれどころじゃない

この子は何者?

何故私の名前がたったあれだけの質問でわかったの?


必死に頭を巡らせて考える

これまでの会話や行動を隅から隅まで思い出して。


そして1つわかった。

『俺が恐れる男の1人だよ』

と言った零の発言からするに、この子は零と知り合い…それかそれ以上の関係だったんだ

もし零が生前この子に私の存在を話していたとするならば合致がつく。


__だとしたらさっきの質問って、まさか、



「コナン君、もしかして君は___







零を殺した組織の事を知っているの…??」









「____あぁ。」

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:泣ける話
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ちゅんちゅん丸(プロフ) - 和美/美香さん» 佐藤さん幸せになれるといいですなぁ…… (2018年11月2日 21時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - そうですね。やっぱり辛いですね。 (2018年10月22日 16時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - 茜さん» なんとも嬉しいコメントありがとうございます!!!少しずつ更新頑張りますね! (2018年10月17日 15時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - 和美/美香さん» 過去と今じゃ全然環境が違いますしね……(´ω` (2018年10月17日 15時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 切ないっ…こんなに心締め付けられる小説は初めてです。夢主ちゃんの気持ちに入り込んでしまって泣きました。とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年10月15日 18時) (レス) id: 40d28784a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅんちゅん丸 | 作成日時:2018年7月7日 20時

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