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毛利さんの言ったとうりハムサンドはとっても美味しかった。その美味しさの秘密を知りたくて尾行したパン職人までいたのだとか。
料理上手って所にも、かっこいいなぁなんて思ってしまったり。
「ねぇ椎名さん、私達もうすっかり仲良くなったし、お互い名前で呼び合おうよ」
「いいんですか？！」
「うん、私もAって呼びたいし。いいかなぁ」
「全然OKです！！」
「やったぁ！じゃ、敬語もなしってことで！」
毛利さ…いや、蘭と園子とすっかり打ち解けてきた。
転校する事が多い私の家だから、友達ができてもサヨナラをする辛さが嫌になって人と関わらない様にしていたけど…
やっぱり友達がいると、世界が広がっていくみたいに心の余裕ができる。
ふと、携帯の画面に表示された時刻を見ると
「あ、もうすぐ門限だから…今日はもう帰るね」
そう言うとえぇーと声を漏らしたのは欄と園子。
工藤は送るよといって支度し始めた。
「大丈夫だよ！まだ明るいし…」
「おめぇの母親のお墨付きボディガードなんで」
「新一がむしろ不審者」
「蘭、そのツノへし折るぞ」
「こっわ！！」
工藤は送ると煩いので仕方なく一緒に帰ることに。
確かに工藤は私の母親のお気に入りだし前にそんな事頼んでたような気もする…
「それじゃあまた明日」
「ばいばーい！」
店の扉を開き、外に1歩踏み出したところで、ふと店の奥にいる安室さんを見ると視線がばったり合ってしまった。
安室さんは一礼すると、また起こし下さいと言って微笑んだ
慌てて私は頷き、逃げるようにして扉を閉じた。
「…はぁぁ…」
長く深いため息をついた。
美味しかったです、と一言も言えなかった私に嫌気がさす。
頷く事しかしなかったことに後悔がつのる。
でも、
また来てもいいんだよね…
「…よし。工藤行くぞ！」
「待たせといてそれかよ！」
･
「梓さん。お願いがあるんですが…」
「？？、なんですか？？」
「あのですね…」
「え、えぇぇぇ！？！？」
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ちゅんちゅん丸(プロフ) - 綟さん» です！！！ (2018年10月13日 20時) (
レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
綟 - まって、これ佐藤ちゃんが主人公のお話の過去の話ですか！？ (2018年10月11日 17時) (レス) id: 3f34752971 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - mike猫さん» 両作品をお読みいただきありがとうございます！因みに佐藤さんはその佐藤であってますよ〜！ (2018年9月4日 21時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
mike猫(プロフ) - もしかしてあの佐藤さんって殉職した彼氏が・・・のですか？私あの作品とても好きです！ (2018年9月4日 19時) (レス) id: 17838716ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - Reolさん» めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます(´；ω；｀) (2018年7月7日 18時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゅん丸 | 作成日時：2018年6月10日 17時
