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「あのー！！」
大きな声で呼びかける
すると奥の方から誰かが顔を出した
あのお巡りさんかな……？と期待して見るも、全然別人だった
「なんだ？迷子か？」
「違います！」
「じゃあ家出？」
「それも違います！」
あからさまにお子様は帰れと言う雰囲気を出してくるこのお巡りさん、なんと頬付を付きながら質問をしてくる。
なんなんだこの人、本当に警察官なのかって不思議になるくらい不真面目だ
あの人とは大違い！
「松田、もうちょっと丁寧に聞けよ」
そう言いながら奥から出てきたのは、あの日にもう一人いたお巡りさんだった
「あー！あの時の女の子か！」
「え、お前知ってるのか」
「この前ちょっとな。」
あれ……？あの人はいないのかな…？
ここにいるってさっきのお巡りさん言ってたのに…
「あ、あの！！あの時助けてくれたお巡りさん、いますか…？」
そう訊くと、お巡りさんがまるで探偵の様な少し考える素振りして答えた
「……あぁ、今寝てるけど…。そろそろ起こすか。待ってて、今起こしてくるから！」
奥に消えて、数分後
その間いじわるなお巡りさんと二人きりだったのは色々気まづかった
だからあの人が出てきた時の安心感は異常なほどだった
「おおー！本当に来てたんだ！」
その姿を目にした瞬間、私は思わずその人に抱きついてしまった
この優しい声、間違いない
あの人だ。
名前が知りたい、あの人だ。
「＿＿やっぱりお前、この子にナニかしたんじゃ……」
「いやだから何もしてないってあの時言ったろ！！」
「んだよ俺にも相談しないで…」
「松田もこいつに乗るな。」
今度はいじわるお巡りさんを含めての言い合いが始まった
この風景を見るのは2度目だが相変わらず面白い
「誰に聞いてここまで来たんだ？」
「あっちの方の交番の人です」
「あー、萩原か」
「俺ら近辺に居すぎ問題」
「伊達だけは違うけどな」
なんと、さっきこの場所を教えてくれた人も仲がいいだなんて
この人沢山お友達がいるんだ……
「あっ、そ、それで今日は…名前を知りたくて、来ました…」
多少恥じらいながらそう言うと、お巡りさんはクスクスと笑って『そう言えばまだ言ってなかったな』とまた私の頭を撫でて言った
「えー、俺の名前は諸伏景光。んでこいつが降谷零。そしてこのイキリが松田陣平。よろしくな、A！」
ひろみつ、れい、
「＿っ！よろしくお願いします！」
どこかで聞き覚えが……
続く (更新停止中)
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ちゅんちゅん丸(プロフ) - 綟さん» です！！！ (2018年10月13日 20時) (
レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
綟 - まって、これ佐藤ちゃんが主人公のお話の過去の話ですか！？ (2018年10月11日 17時) (レス) id: 3f34752971 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - mike猫さん» 両作品をお読みいただきありがとうございます！因みに佐藤さんはその佐藤であってますよ〜！ (2018年9月4日 21時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
mike猫(プロフ) - もしかしてあの佐藤さんって殉職した彼氏が・・・のですか？私あの作品とても好きです！ (2018年9月4日 19時) (レス) id: 17838716ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - Reolさん» めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます(´；ω；｀) (2018年7月7日 18時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゅん丸 | 作成日時：2018年6月10日 17時
