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「ただいまー」
玄関の戸を開けると、目の前にはお父さんの靴が入ってきて、本当に帰ってきてくれたことに少し安心感を抱いた。
「おかえりA」
リビングに入るとソファーに座りながら頬を冷やしている父の姿が
「わ、お父さんその顔どうしたの!?」
「…あぁ、これは…上司にちょっと。」
思いっきし殴られたみたいだ。
頬が紫色に腫れ上がり、見ていて痛々しい。
「いくらなんでも部下に暴力振るうなんて……」
「いいんだよA。あれは殴られて当然だったんだ」
「何やらかしたの？」
「上司の彼女と飲みに。俺の部下なんだけど…」
「……はい？」
「馬鹿だろー？全然知らずに飲んでたら、この有様さ。」
父はタハハと苦笑いを浮かべ頭を掻き毟った
…確かに人の彼女さんと二人きりになるのは良くないけど…
「その人嫉妬深いんだね」
「かなりな。手に負えんよ」
お父さんの上司という事はつまり、50歳くらい？
そんな人の彼女の年齢を考えると……だいたい同じくらいだとは思うけど、でもそうなるとお父さんの部下である彼女の年齢がその位の歳なわけが無い
じゃあ……歳の差恋愛……！？
「あ、そう言えば今日お父さんの部下の、佐藤Aさんの家に泊まらせてもらったの！」
「ﾌﾞﾌｫｯｯ」
父がいきなり吹き出した！！
オマケにむせるし！！
しかもめっちゃ同様してる！！？
どうしたのほんと！！
＿＿＿＿
「いらっしゃいませ〜。あ、Aさん！」
「こっ、こんにちは……！」
昨日ぶりのポアロ。流石に今日行くのは…とも思ったけど、今すぐに確かめたい事があって、結局来てしまった。
いつものカウンター席に案内され席に座る
あまりお客さんがいないせいか、余計に緊張してしまう
静まれ鼓動……落ち着くのだ…
「どうしたんですか？腑抜けた顔をして。」
「へっ！？やや、き、気にしないで下さい！」
「そう言われると、余計詮索してみたくなるのですが…」
「やめてください！！」
「はは。しょうが無いですね」
クスクスと笑いながら、棚からカップを取り出して珈琲を淹れる準備をする安室さん
その姿にいちいちキュンと胸を高鳴らしてしまうのをどうにかしたい。これじゃあ変態だ。
「砂糖はどのくらい入れます？」
「あ、お任せします！」
「畏まりました。」
手際よく珈琲を作る安室さん、いちいちかっこよすぎます
……っあれ？
やっぱりこれって……
「佐藤さんと同じだ……」
「＿＿っ」
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ちゅんちゅん丸(プロフ) - 綟さん» です！！！ (2018年10月13日 20時) (
レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
綟 - まって、これ佐藤ちゃんが主人公のお話の過去の話ですか！？ (2018年10月11日 17時) (レス) id: 3f34752971 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - mike猫さん» 両作品をお読みいただきありがとうございます！因みに佐藤さんはその佐藤であってますよ〜！ (2018年9月4日 21時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
mike猫(プロフ) - もしかしてあの佐藤さんって殉職した彼氏が・・・のですか？私あの作品とても好きです！ (2018年9月4日 19時) (レス) id: 17838716ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - Reolさん» めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます(´；ω；｀) (2018年7月7日 18時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゅん丸 | 作成日時：2018年6月10日 17時
