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バーボン？？
確かお酒か何かの名前だった気が…
それよりお母さんが珍しく好戦的だ
母は負けず嫌いで頑固な性格をしているから、大体喧嘩で引きを取ることはまずない
でもなんでだろ…
安室さんもすごく敵意丸出しで、母から1歩も下がろうとしない
こんな人初めてみたかもしれない
「バーボン？貴方のようなガサツで意気地無しな人にはシェリーくらいが丁度いいのでは？」
「いやよ、私シェリー嫌いだし。やっぱりキングピーターが1番ね」
「…へぇ、貴方には似つかわしくない酒だ」
「どうかしら？その子は随分と私を慕ってくれるけど。」
さっきからずーっとお酒の話ばかりでまるでついていけない。
そろそろこの言い合いも止めないと、と間に入って仲裁しようと1歩踏み出したところで
ス、と誰かが私の横を通り過ぎた。
「…安室の兄ちゃんとそこのお姉さん、もう喧嘩はやめよーよ」
それはメガネを掛け、赤い蝶ネクタイを付けた、紛れもない子供だった
こんな小さな子がどうして…？？
その少年は私と目を合わせる途端にニコ、と可愛らしい笑顔を見せた
そして再び2人の方を見て、
「他のお客さんがいる前で恥ずかしくないのー？」
と首をかしげて2人を見上げた。
2人はギクッと肩を揺らして互いに視線を落とした。
お母さんが黙りこくるなんて…！！
少年はまた私を見て、『ね？お姉ちゃん』と私の手をぎゅっと握る
「君…凄いね。大人二人に面と向かって言えるなんて…。お姉さんできなかったもん」
握られてない片方の手で少年の頭を優しく撫でてそう言うと、少年は顔を真っ赤にして俯いてしまった
可愛いなぁ…。弟とかいたら、きっとこんな感じなのかな？
「…あの、僕の名前は江戸川コナン！よろしくね！」
少し恥じらいを交えつつ名前を告げる少年…いや、コナン君。
私はふふ、と笑を零した後、自分の名前を告げた。
すぐに『Aお姉ちゃん』と呼んでくれたコナン君
可愛いなぁとその顔を見つめているとある事に気がついた
「…工藤に似てる…。」
「ｸﾞﾌｯｯ…！！」
もしかして兄弟とか？
…でも苗字も違うしそんなわけないよね…！
・
「…あの様子だとまだ接触はされていないのか」
『はい』
「では引き続き監視を頼む」
『了解』
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ちゅんちゅん丸(プロフ) - 綟さん» です！！！ (2018年10月13日 20時) (
レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
綟 - まって、これ佐藤ちゃんが主人公のお話の過去の話ですか！？ (2018年10月11日 17時) (レス) id: 3f34752971 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - mike猫さん» 両作品をお読みいただきありがとうございます！因みに佐藤さんはその佐藤であってますよ〜！ (2018年9月4日 21時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
mike猫(プロフ) - もしかしてあの佐藤さんって殉職した彼氏が・・・のですか？私あの作品とても好きです！ (2018年9月4日 19時) (レス) id: 17838716ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん丸(プロフ) - Reolさん» めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます(´；ω；｀) (2018年7月7日 18時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゅん丸 | 作成日時：2018年6月10日 17時
