検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:145,106 hit

駄菓子はいくつ? ページ44

.

ちょっと回想的なものが流れてしまった。これが走馬灯なのか。


なんか、最終的に弄られてた記憶しかないな。酷い。もっといい感じの思い出そうよ…


少し目が遠くなった。


でも、これからの返事の為に背中を押してくれる、いい回想だったような。
…そうでなかったような。



「返事。貰えるのだよね? ……振るなら、はっきり振ってくれると嬉しいなぁ」


煩い煩い!
なんで、告白してきた本人が僕よりうじうじしてるんだ!
そこら辺の女の子すぐオトしそうな笑み浮かべて……!




僕は、唇をキュッと結んで、震える手を握りしめた。




貼り付いたニコニコとした笑顔で返事を待つお兄さんにズカズカと近づく。




握りしめた手のひらを解いて、お兄さんの着ているワイシャツの胸ぐらを掴んだ。




そして、力いっぱい自分に引き寄せて、視界いっぱいに広がるお兄さんの顔。



ソコにあったお兄さんの唇に、少し背伸びして自分のを押し付けた。




お兄さんから手も自分のも離すと、ぼーっとした表情になった彼がいた。



僕はお兄さんを少し見上げて、言った。






「察しろ、ばーか」

駄菓子が、ない→←駄菓子が40と2つ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (198 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
282人がお気に入り
設定タグ:BL , 男主 , 年の差   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます(*^^*) (2019年11月2日 22時) (レス) id: 16a8646f1c (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 主人公の言葉に凄い笑いました笑笑 (2019年10月27日 8時) (レス) id: 92785b223f (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 壱さん» 一人でテンション上がりまくってました!あと15ってショタじゃない気してきました... (2019年7月29日 11時) (レス) id: 39676cde20 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アリアさん» 気づいてしまいましたか…!(嬉)主人公がひっそりいました。 (2019年7月28日 19時) (レス) id: 16a8646f1c (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 今気づいたけど設定2に[先輩を攻略するのは難しい]メンバーがいる!今ごろ気づいた! (2019年7月27日 10時) (レス) id: 39676cde20 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひぃ | 作成日時:2019年2月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。