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「私の気持ち…」
お昼にテヒョンくんに言われた事がずっと頭をぐるぐるする。
だからまたぼうっとしちゃって、給湯室の給湯器とにらめっこ。
…あの日、私の中で少し区切りと言うか。けじめをつける事ができた気がするのかな。
《俺のこと、なにも考えないで好きになれたらいいのにね》
ふいにあのジョングクくんの言葉を思い出して、少し熱くなる体温。
「どうしよう…」
でも考えても仕方ないよねって言い聞かせて、給湯室を出ようとすると。
「あ、Aさん！」
「えっ、あ、ジョングクくん…」
今までずっと考えていた人が現れてあたふたする…
「Aさん、今日定時で上がれそうなんですけど…良かったら一緒に帰りません？」
朝バラバラだったし、って私が避けてしまったからだ…って少し申し訳なくなる。
「うん…一緒に帰りたい」
「っ…、じゃあエントランスで」
嬉しそうに笑ってくれるジョングクくんに、私もなんだか嬉しくなる。
…彼に歩み寄って距離を縮めたら、私は好きなってしまうのだろうか。
ジョングクくんとの思いがけない小さい約束に、早く定時にならないかなって楽しみにしている自分がいた。
朝、避けてしまった事を忘れるぐらいに。
「あと30分…」
ヴー
そう小さな声で呟くと、ケータイが震えて誰だろうって見るとジョングクだった。
何かあったのかなって見ると案の定、
『すみません…、今日までに納品しないといけないのがあったみたいで居残りします…』
『今度必ず埋め合わせするので、今日は先に帰って下さいね』
って、やっぱりそう約束通りにいかないなあ、仕方ないよねって思ったんだけど…
結局私はジョングクくんを待つ事にした。
返事はそこそこに、私が待ってると思って焦ってミスしちゃダメだよねって考えた。
だから秘密で、少し驚いてくれないかな…とか、待っている時間も会えた時を考えると苦じゃなかった。
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1230(プロフ) - Sai*さん» こんばんは〜、嬉しいコメント頂けると本当に励みになります、ありがとうございます;;また久しぶりに新しいお話書こうかなって思ってるんで、これからもよろしくお願いします！ (2020年10月25日 0時) (
レス) id: 85eac74d5a (このIDを非表示/違反報告)
Sai*(プロフ) - 1230さん初めましてこんにちは！もう、なんですかこのお話は！！ドキドキキュンキュンし過ぎて死因がきゅん死になるところでした！心理描写がしっかりしててにやけずにはいられませんでした！ありがとうございます！！！控えめに言って名作です！！！ (2020年10月24日 21時) (レス) id: dc816130a5 (このIDを非表示/違反報告)
1230(プロフ) - NAKOさん» 凄く嬉しいです、、本当にありがとうございます;; 新しいお話ができた際には、またよろしくお願いします！ (2020年10月17日 17時) (レス) id: 85eac74d5a (このIDを非表示/違反報告)
NAKO(プロフ) - 1230さんのお話が本当に大好きです！新しいお話なども楽しみに待っています(*^^*) (2020年10月15日 10時) (レス) id: 945b78ea37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1230 | 作成日時：2020年7月26日 17時
