俺は完全にハメられた【TH】 (ページ6)

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無事にライブは終わって。完全に殆どの生徒が余韻に浸りながら、やべー今年はマジで良かったとか、初めて見たけどかっこよかったとか。

だろ、とか一丁前に俺が鼻高くなったり。

｟テヒョンさん、ちょっと第2多目的室来れます？｠
｟ん、おっけー｠

ジョングクからメッセージが来た。
なんの用事かは知らなかったけど、まあどうせ今の感想とかだろうなーって思って
いつも俺らの溜まってる教室に向かった。

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「ジョングク」
「あ、テヒョンさん。どうでした？ヤバかったでしょ」

教室の前の廊下に立ってたジョングクに声をかけた。案の定その話で、まあそうだよなって思ったり。

「普通にAが喋って感動したんだけど」
「ははっ、あ。教室入りましょ」

コンコン

「入るよー」
「んー」

入るよーって、中に人居んのかよ。
誰だ？ユンギさん？いや、あの人だるいって言ってたから来てねーし。

「ジョングク久しぶり」
「お疲れ、A」

…は？いやいやいや、待って。え？A？AってあのAだよな？
てか普通に話してるけどジョングクめっちゃファンじゃ無かった？は？

「あ、テヒョンさん。Aだよ」
「こんにちは、Aです」
「っ…え、あーテヒョン…です」

「ははっ、ウケる。テヒョンさんごめん、Aと俺友達なんだよね」
「は？！」

もー無理、こいつなんなの？どう転んでどうやって友達って関係なの？バカなの？殴っていい？
いや、てか俺めっちゃテンパってかっこわる。