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「君かっこいいね〜、楽器やってるの?アイドルとか興味ない?うちの事務所で今練習生募集しててさ、君さえ良ければこのままオーディションしてさ!絶対合格だよ!」
「いや…えっと、あの…」

困った。今日はマネージャーさんには1人で帰るって言ってるし、駅の近くまで来たらスカウトに遭った。


「あ!なんかもう別の事務所いる感じ?いや〜話だけでもどうかな?ね?」
「違うくて…俺…」

「悪いけど、こいつデビューしてるから。知らないならもっかい音楽業界勉強してきたら?」
「て、テヒョン!」


本当にびっくりした。なんでテヒョンがここにいんの…
でもめちゃくちゃ嬉しくて、おじさんも苦笑いして逃げてったし。

もう王子様かなって思った…ピンチの時に助けに来てくれるんだよ?こんなナリして王子様とか憧れてて、本当にテヒョンが好きで死にそうだった。


「っ…ありがとうテヒョン、」
「…Aさ、お前めちゃくちゃかっけえんだからもっと強気になれ。ガツンと言っても誰も怒んねーよ。それぐらいの人気とか、支持あるんだしさ」


…かっこいいのはいつもテヒョンだ。本当に参る…今すぐにでも好きって言いたい。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:1230 | 作成日時:2020年5月24日 0時

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