22 ページ22
.
「君かっこいいね〜、楽器やってるの?アイドルとか興味ない?うちの事務所で今練習生募集しててさ、君さえ良ければこのままオーディションしてさ!絶対合格だよ!」
「いや…えっと、あの…」
困った。今日はマネージャーさんには1人で帰るって言ってるし、駅の近くまで来たらスカウトに遭った。
「あ!なんかもう別の事務所いる感じ?いや〜話だけでもどうかな?ね?」
「違うくて…俺…」
「悪いけど、こいつデビューしてるから。知らないならもっかい音楽業界勉強してきたら?」
「て、テヒョン!」
本当にびっくりした。なんでテヒョンがここにいんの…
でもめちゃくちゃ嬉しくて、おじさんも苦笑いして逃げてったし。
もう王子様かなって思った…ピンチの時に助けに来てくれるんだよ?こんなナリして王子様とか憧れてて、本当にテヒョンが好きで死にそうだった。
「っ…ありがとうテヒョン、」
「…Aさ、お前めちゃくちゃかっけえんだからもっと強気になれ。ガツンと言っても誰も怒んねーよ。それぐらいの人気とか、支持あるんだしさ」
…かっこいいのはいつもテヒョンだ。本当に参る…今すぐにでも好きって言いたい。
268人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:1230 | 作成日時:2020年5月24日 0時